パチンコ店ビジネスにおける客層を考える

  新年明けまして、おめでとうございます。

  本年もご支援先様のご期待を超えますように、

また常にご満足いただけますように、

気持ちを新たに、弊社サービスのレベルアップと

新しいサービスのご提供に取り組んで参りますので、

よろしくお願い申し上げます。

  相変わらずパチンコ店ビジネスは、

４円パチンコと２０円スロットを中心に

業界環境としては悪い状態ですが、

打開策は必ずあるものと信じて

経営・営業に取り組んでいただきたいと強く希望します。

  外食ビジネスと比較してお話しさせていただくことが多いのですが、

外食ビジネスの場合は、予算価格帯別や業種業態別

（単純化して申し上げますとイタリアン、牛丼店、そば屋等）、

利用動機（接待、デート等）など、

ある程度お客様を選り分けてターゲットとしています。

  このため、ターゲットとするお客様が比較的明確にイメージ出来ますので、

ターゲットとするお客様に向けてご満足いただけますように、

価格設定、美味さをはじめとした品質レベル、

内外装やイス・テーブルをはじめとしたお店の雰囲気作り、

接客レベルの設定などに取り組みやすい結果、

ターゲットとするお客様から強い支持を受ける店作りは比較的容易となります。

  これに対して、パチンコ店ビジネスの場合は、

年齢層、予算価格帯、利用動機など様々なお客様を取り込むビジネスです。

  特に４円パチンコと２０円スロットだけでなく、

１円パチンコや５円スロットをはじめとした低貸し営業も行っていれば、

様々な年齢層、様々な予算価格帯、

様々な利用動機をもったお客様を取り込む結果、

ターゲットとして支持を受けるお客様を絞りきれずに、

むしろ様々なお客様から支持を受けようとするあまりに、

逆にどのお客様からも強い支持を受けることができない店作りを

してしまいがちなビジネスと言えます。

  ターゲットとするお客様が曖昧であればあるほど、

逆にどのお客様からも強い支持を受けることができない店作りとなりがちであるという事実に

キチンと向き合っていただければと思います。

  きっとパチンコ店ビジネスにおける経営・営業上の貴重なヒントを

得ることができるものと確信しています。

  本年もパチンコ店経営や営業にお役に立てますように、

情報発信に努めて参りたいと思いますので、

よろしくお願い申し上げます。