売上・粗利・集客力低下環境で勝ち残る戦略と具体的施策

売上・粗利・集客力低下環境で勝ち残る戦略と具体的施策

  今回のセミナーでは、遊技機の規則改正や広告規制の強化等の環境変化に対して、

チェーン店として経営面と営業面でどういった取り組みを行なうべきか、

ポイントと具体策についてお話ししました。

  遊技機の規則改正によりまして、売上げや粗利が下がってしまうことは不可避ですが、

どう対処すべきかの答えを見出すことが重要です。

  最初に経営面で取り組むべき対処策について、お話ししました。

  売上げをどう確かなものとすべきか、原価を以下にコントロールすべきか、

差し引きの利益をどう確かなものとすべきか、ビジネスモデルとして考えることが重要です。

  また、チェーン店としての経営を考えた場合、

店舗単位で売上げや粗利の減少度合いが異なりますので、

予想であっても店舗単位の減少度合いをふまえたチェーン店全体のマネジメントを考えるポイントを

弊社の店舗ポートフォリオ分析を用いてご説明しました。

  営業面においては、遊技台の射幸性低下や広告規制の強化等に伴って、

新台入替や話題機大量導入、イベント類似行為などの集客施策の効果が

大きく減ってしまうことが不可避となります。

  これまでの営業は、営業施策で集客し、営業施策でリピート化を促すことで、

売上げや粗利をあげてきましたが、

これからは営業施策に頼らない営業への転換がポイントとなります。

  本来の店舗ビジネスのあり方をふまえずに、

営業施策で業績を上げてきた店舗やチェーン店は、

大きく業績を落としてしまうことが予想されます。

  なぜなら、月間のカレンダーベースで見た場合には、

営業施策で予定を埋められる日程よりも、

営業施策で予定を埋めることができない日程が増えるからです。

  今回のセミナーでは、営業施策に頼らない営業のあり方を解説し、

競合店よりもいち早く完成に向けて動くための具体策の例をお伝えしました。

 

  今日のパチンコ店経営・営業が迎えている局面は、

決して日本初のものではなく、すでに他業種で類似の局面を迎えて、

対処できていることです。

  類似の局面において、どう対処すべきか、

学問的に立証されている対処策をご紹介し、

今日のパチンコ店経営・営業が迎えている現象がいかにあてはまっているか、解説しました。

  したがいまして、答えはすでに存在していますので、

対処策を探すのにもがく必要はありません。

  さらに申し上げれば、、ほとんどのチェーン店は対処策の答えを持っているはずもないので、

十分勝ち残ることができるものと考えております。

  今後もご支援を通じて、ご支援先様を勝ち残るチェーン店とすべく、

お手伝いして参りたいと考えております。

  また、弊社主催の研究会を通じて、機会がありましたらセミナーを通じて、

ヒントや考え方を発信して行きたいと思います。