厳しい業界環境であればこそ、
理論的な背景無しの感覚的な試行錯誤をしていると、
企業体力を疲弊させてしまうこととなります。
例えば、店舗数が増えれば増えるほど、
各店舗への予算配分の組み合わせが幾何級数的に増えて行きますので、
何らかの仕組みが必要となります。
仕組みが無いと感覚的な予算配分となってしまい、
全社収益が最大化しないばかりか、
予算配分の歪みによって、成長が止まってしまいます。
こうしたことから、
全社収益を最大化させる予算配分のあり方を見出せる仕組みを
ご紹介致しました。
また、感覚的に800台ではなく、
競合店に打ち勝てる総設置台数は何台かを
シミュレーションできる能力や、
営業努力が活きるために
レート別の設置台数は何台であるべきか、等の
シミュレーション能力無しに新規出店したり、
リニューアルすることのリスクをご説明しました。
これからのパチンコ店経営・営業を考えることにあたり、
従来のような個店単位の営業努力ももちろん大事ですが、
チェーン店全体として取り組むべき仕組みがいくつかあるはずで、
そういった仕組み作りの取り組み無しに、
チェーン店が成長・発展することは難しいとの
お話をさせていただきました。
短い時間ではありましたが、
ご参加の皆様にお役に立てる
経営・営業上のヒントをご提供すべく
お話しさせていただきました。