今回のセミナーは、 マーケティングを営業に活用する観点から、
パチンコ店営業に携わるうえで必要なマーケティングの基礎知識につきまして、お伝え致しました。
弊社が感じている、パチンコ店営業とマーケティングに関する知識の関係性における問題点は、
マーケティングの知識をどう活用すれば理解できないといった状態や、
マーケティングの知識を活用して営業面での業績向上に結び付けられないといった状態では、
マーケティングを学ぶ動機付けにつながらい結果、
これまで通りに経験や勘に頼った営業になりやすいという点です。
このことは、マーケティングに関わらず、様々な面で同じ状態かと思われます。
なんとなく800台とか、敷地や建物の制約から600台とか、
感覚的な設置台数で新規出店したり、グランドリニューアルをしているケースは、
まさしくマーケティングをはじめとした勉強不足に他なりません。
また、パチンコ店をご利用されるお客様は、
パチンコをご遊技されるという意味では特殊かもしれませんが、
コンビニをご利用されればコンビニのお客様として分析対象となりますし、
居酒屋をご利用されれば居酒屋のお客様として分析対象となりますので、
他の業界においてマーケティングを活用している事実がある以上、
必ずマーケティングの知識を活用すれば、
パチンコ店営業の業績向上に結びつけることができます。
むしろ経験や勘も重要ですが、理論的な背景がありませんと、
前提条件が異なれば同じ結果を生み出せる再現可能性が得られませんし、
後進の営業幹部の方々に教えることもできません。
したがいまして、あきらめずにマーケティングを学んでいただくきっかけとなりますように、
いかにパチンコ店営業に役に立つかのイメージをもっていただきますようにお話しし、
さらにマーケティングの知識を持っていないパチンコ店営業の姿と、
マーケティングの知識を活用したパチンコ店営業の事例について、前半のお時間でお話ししました。
後半では、マーケティングの知識を活用して、どうパチンコ店営業に結び付けていくかの観点から、
3C分析・商圏範囲の設定・ターゲットマーケティング・シェア論ついて、お話ししました。
アンケートを拝見しましたところ、このような目的は達成できたかと考えております。