パチンコ店経営や営業を考えるうえで、
戦略や戦術を立案するためには、
何が必要でしょうか?
客数データ、稼働データ、収益性データ、
支出をふまえた収支データ等もろもろあるかと思いますが、
今現在使用されている各種データは
これまで作成してきたもので慣習的に作成されて来たものか、
本来あるべき姿や理想像を明確にイメージされたうえで作成されたものか、
効果的な戦略や戦術を立案するために
使い倒しているものか、などレベル感の問題はありますが、
慣習的に作成されたものであることが多いものと判断しております。
今日のパチンコ店経営や営業の状態を考えた場合、厳しい環境の中、
成功事例の収集の次元では業績向上の決め手が
見つからないことが実情かと推測します。
今一度、戦略や戦術を立案するためには、どういったデータや情報等が必要で、
そのデータや情報等を使い倒すことによって、
どのように戦略や戦術を立案すべきか、
原点や理想像を振り返ることが必要であるものと考えます。
例えば、客数データひとつを挙げても、
機種別の客数データを集めているだけでは、
店舗間での勝ち負けや、機種の人気度の地域特性程度はわかりますが、
その機種に人気があればその機種にお客様がいるのは当たり前で、
その程度であればダイコクのSISでわかる情報です。
むしろ集客へのヒントや競合店からの顧客奪取のための
ヒントが得られる角度で客数データを集めるべきです。
是非、営業戦略や営業戦術の立案のために必要なものを、
その原点や理想像に立ち返って見直していただきますことをお勧め致します。
来年の2月5日に綜合ユニコム様主催にてセミナーを開催することとなりました。
チェーン店企業様が健全かつ順調にご発展されるうえで、
必須となります仕組み作りをお伝えして参りたいと考えておりますので、
ご興味やご関心がございましたら、ご参加いただけましたら幸いでございます。
本年最後のコラムとなりますが、
来年もお役に立てます経営や営業のヒントをお伝えして参りますので
よろしくお願い申し上げます。
良いお年をお迎えください。