先日、ワクワク系マーケティングを提唱されている、
小阪裕司先生のお話しを聞いてきました。
小阪先生は私が尊敬する先生のお一人ですが、
その考え方の一端をご紹介させていただきまして、
今回は読者の皆様とシェアしたいと思います。
小阪先生は、「商いに期待されていること」としまして、
「驚きと発見」と「心の拠り所」と「愉しさ」の
三つの要素が合わさった状態が必要であると主張されています。
ここで言う「心の拠り所」には、
「愛着」と「信頼」という要素が必要と説かれています。
パチンコ店ビジネスを考えた場合に、
遊技されるお客様がお店に足を運んだ場合を考えますと、
今の営業環境の中で、
「驚きと発見」を見出すことはあるのでしょうか?
また、遊技中に「愉しさ」を
どの程度感じていただいているのでしょうか?
さらにお店の営業努力の結果としまして、
お客様がお店に対して、
「愛着」や「信頼」を抱いていただけているのでしょうか?
規制の問題はもちろんありますが、
「商い」の原点に立ち返った時、
いずれの要素も出来ていないとしましたら、
お客様からのご支持をいただけないビジネスと
なってしまっているものと考えます。
規制の中でもできることはあるはずです。
是非、「商い」の原点を考える
ひとつのきっかけとしていただけましたら幸いです。