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パチンコ店経営・営業の課題を考える:「ノウハウを構築することがリスクを減少させ、損失を防ぐ近道」

パチンコ店経営・営業の課題を考える:「ノウハウを構築することがリスクを減少させ、損失を防ぐ近道」

  先週の大阪出張の際に、

グランドオープンから一ヶ月ほど経過しました

大阪中心部の新店を見に行きましたところ、

21時頃で、一階の4円パチンココーナーに

スタート0回の台が多く見受けられる

苦戦されている状態でした。

 

  商圏としては、

GIS分析ソフトを使用すれば理解できますが、

足元の夜間人口が極端に少ないために、

学生・フリーターやサボリーマンの来店が無ければ

平日昼客が見込みづらく、

競合店との回遊性も見込みづらいと想定される場合には、

平日夜客にとっての利便性と、

土日にわざわざ足を運ぶ目的性を

兼ね備えていないと、

かなり苦戦することが予想されます。

  また、多層階構造のため、

エスカレーター等の位置によっては、

フロア形状の問題やフロアごとの設置台数のバランス、

多層階に伴う稼働減少といった

様々な問題を抱えやすくなります。

 

  こういった問題に対応したノウハウ、

例えば駅前型店舗にとっての

商圏分析、立地診断、多層階構造での工夫等の

ノウハウを構築していれば、

出店のあり方が違っていたはずです。

 

  理論的な背景の無い試行錯誤による

金銭的な損失や時間的な損失を防ぐためには、

理論的に立証可能なノウハウを

出来るだけ構築することが

チェーン店様が順調かつ健全に

ご発展されるためにも重要と考えます。

  特に商圏分析、立地診断、お店つくりの工夫等のノウハウは、

もちろん新規出店にとっても大事ですし、

既存店の業績向上のためにも大事なノウハウです。

 

  弊社としましても、

そのような観点で、

できるだけお役に立てますように

努めて参りたいと考えております。