今回のセミナーは、
高射幸性回胴式遊技機の設置比率が15%以下となっても
チェーン店企業様が成長戦略を描けますように、
経営戦略と営業戦略のあり方をお伝えさせていただきました。
環境変化の際には、それまでの勝ちパターンは通用しなくなる可能性がありますので、
環境変化に適応できた企業にはチャンスと言えます。
遊技機の特性上、台粗利が低下してしまうことや、
消費税、人口減少など厳しい状況を迎えるかもしれませんが、
そのような環境においても成長できるような戦略を描くことが重要です。
環境変化の結果、既存店は売上減少が不可避ですので、
まずはスクラップ&ビルドがしやすい状態とすることです。
難しいことかもしれませんが、
チャレンジしませんと活路が開けない可能性が高くなります。
また、既存店においては、高単価部門はシェアにこだわることが、
生き残るためには絶対条件ですので、
増台等で上位シェアが狙えるのであれば挑戦すべきです。
今すぐシェアアップが狙えなくとも、
シェアの積み上げのシナリオが組めるようであれば取り組むべきですが、
シェアの積み上げのシナリオを描けない店舗は、
だましだまし利益を確保することでしかないです。
そして低単価部門は来店頻度にこだわることが絶対条件です。
特に低玉が飽和している市場においては、
単純に設置台数を増やしても増客につながりませんが、
競合店は通常低貸し営業としての完成度は低いはずですので、
低貸し営業としてのビジネスモデルの完成度が高ければ、
今でも稼働をあげることができますし、
完成度を高めるべく取り組むべきです。
その他にも業績向上の手法等のお話しをさせていただきましたが、
市場がある以上、やりようはあります。
悲観論に陥ることなく、
思考停止状態とならないように成長戦略を描くことに努めていただくことが重要です。
今後もさらに良い内容とすべく努めて参りたいと考えております。