今回のセミナーでは、これから業界に訪れる環境変化の要因に対して、
うまく適応するために必要な施策や取り組みなどを、
経営面や営業面でご紹介させていただきました。
特にこだわりましたことは、
タイトルにあります通りに「手遅れになる」という観点です。
当たり前のことではありますが、意外とその罠に陥ってしまう事実としまして、
環境変化に対する様子見の姿勢です。
例えば消費税の増税に対する影響を考えた場合に、
今の段階で予測しながら対処策を考え、
あらかじめ取り組むよりも、
消費税が実際に増税され、影響が現実に出始めたうえで、
競合の取り組みを調べながら、
自社もしくは自店が取り組んだ方が、
自ら考える労力も省かれますし、
結果次第では最小コストで済むかもしれません。
こうしたことから、様子見される姿勢もよく見受けられる光景となります。
ただし、様子見する場合にはリスクもあります。
環境変化への対処策や取り組みのうち、
手遅れになってしまうテーマが存在することと、
競合が事前に予測したうえで先手を打ったことが的確であり
先行者優位の状況に持ち込んでしまうことがあり得ることです。
したがいまして、今回のテーマでは、
今の段階で着手すべき「手遅れ」となるテーマにこだわってお伝え致しました。
県単位でトップのチェーン店様のご参加者様からも
アンケートで高い評価をいただだきましたので、
様子見しないことの重要性と、
今着手すべき「手遅れ」となるテーマを
しっかりとご認識・ご理解いただけたものと考えております。
これからも同様のテーマで、ご支援を通じて具現化したり、セミナー等を通じて
情報発信して参りたいと考えております。