釣りの達人からマーケティングを学ぶ

釣りの達人からマーケティングを学ぶ

マーケティングの定義は、学者・実務者等の様々な方々から

様々な定義をされています。

私は、パチンコホールを経営・営業するために役に立つという観点からは、

マーケティングの定義を「自然と売れ続ける仕組みをつくること」と定義づけています。



これはいわゆるセールスというイメージから連想される売り込みや

押し売りといった形ではなく、あくまでも自然と売れてしまう仕掛けと、

さらにその状態が継続できる仕組みをつくることを目指します。



このことを理解しやすくするために、マーケティングの観点では、よく釣りに例えています。


釣りの達人は、自分が好む場所で自分が好む餌で釣りをするような押し売りのような形ではなく、

釣りたい魚がたくさん棲息する場所で、釣りたい魚が好む餌で釣りをするはずです。

釣りたい魚がたくさん棲息する場所を探し当てるために

マーケティングの知識が必要です。

また、釣りたい魚が好む餌を的確に選ぶ能力を養うために

マーケティングの知識が必要なのです。


このことを

かつてイギリス首相であった、ロイド・ジョージ氏が、

「もし私が成功の理由をひとつ挙げるとしたら、

それは魚に合った釣り餌を用意することを学んでいたからであろう」

と発言しています。



あくまで、相手が欲しいものを提案することです。

魚にはミミズを、顧客には顧客が飛びつくものを与えるのです。

自店が存在する商圏のお客様が増えない今日において、

自店が釣りやすい(お客様には失礼ですが理解しやすい例えです)お客様が

どこにたくさんいるかをマーケティングの観点から分析し、

そのお客様が飛びつくエサが何かを分析したうえで、

そのエサで的確にアプローチすることが業績アップには効果的です。

 

伸びない市場だからこそ、是非マーケティングの能力を

磨いてください。

弊社もそのような観点からしっかりとサポートさせていただきたいと

考えております。