今回はパチンコ店ビジネスではないですが、
実は同じ性質を持つ家電量販店のビジネスでの動きをご紹介したいと思います。
先週の12日金曜日にヤマダ電機の池袋本店が
全面改装のリニューアルオープンを行いました。
家電量販店もプライベートブランド(PB)商品を販売しているものの、
主体は家電メーカーの製品を陳列しておりますので、
同じ型番の製品であれば、どこでも買えます。
このことは、パチンコ店ビジネスも同様です。
遊技機そのものは、どこのお店でも設置されてさえいればお客様は遊技できます。
したがいまして、家電量販店のビジネスにおける動きは、
とてもパチンコ店ビジネスにとりまして参考となります。
今回のヤマダ電機の全面改装の動きは、
競合のヨドバシカメラが池袋西武の建物を取得して
今後本格的に出店することに備えた動きです。
ヨドバシカメラは池袋駅直結の店舗となりますので、立地面では絶対的に有利です。
これに対しまして、ヤマダ電機の立地は地下では直結して、
駅前ロータリーに面して視認性は良いものの、
駅から少し歩く分は立地面で不利さを抱えておりますので、
その対抗策としまして、売場面積約5,000坪の国内最大級とし、
家電は1.5倍の品揃えとしたうえで、
差別化要素として体験スペースを積極的に設けております。
その他、Z世代向けの韓国コスメコーナーなど年齢層別の売場も設けて、
斬新な取り組みも行っております。
こうした動きは、立地不利なお店の新店対策のセオリー通りです。
たとえば、大型化という魅力と圧倒的な品揃えで立地の不利さを克服することや、
加えて差別化要素を設けていることです。
もちろん新店の出店前の是非の問題はありますが、
消費者相手の店舗ビジネスとして、業界首位の企業の動きで、
とても理にかなっていましたので、今回ご紹介致しました。
来週の19日金曜日に弊社主催の勉強会を開催致します。
多店舗展開とパチンコ店ビジネスにおけるセオリーを中心に、
学びの場を設ける趣旨で開催しておりますので、ご参加をお勧め致します。
詳しくはこちらをご覧ください。
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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します
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