今回は、直近の商圏分析であらためて考えさせられた事例をもとに、
問題提起したいと思います。
分析しました商圏では、
パチンコ全体客数に占める4円パチンコの比率が極めて低い状況でした。
ほとんどのお客様が低玉を遊技機している状況です。
もちろん、ここ最近4円パチンコの低迷状況が長期化している感覚を
お持ちの方々もいらっしゃいますので、
4円パチンコよりも低玉の方が市場客数が多い現象が
当たり前の光景と思ってしまいますと、
営業面での判断を誤らせるリスクがあります。
たとえば、今回分析しました商圏における
4円パチンコの市場規模に占める比率の低さは
主に高齢化によるものです。
したがいまして、仮に4円パチンコの低迷の要因を克服しても、
たいして業績は上がらないはずです。
今後もおそらく高齢化に伴い低玉比率が上昇しやすい商圏では、
4円パチンコの低迷の要因が高齢化の要因と混じってしまいますので、
注意が必要です。
パチンコの営業の方向性はまったく異なってしまいます。
ただし、ご安心いただきたいことは、
こうした要因の混じり具合は分析可能なことですので、
そういった商圏では、必ず分析されることをお勧め致します。
読者の方々のご参考となりましたら幸いです。
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