パチンコ店ビジネスが厳しいビジネスという意見をよく聞きますし、
さまざまな方々から、パチンコ店ビジネスの将来性について
ご質問をお受けしますが、
今回は経営戦略を練り上げる際に、持ち合わせるべき思考について、
お伝えしたいと思います。
パチンコ店ビジネスが厳しい環境にあるとは思いますが、
厳しいと認識すればするほど経営戦略を練る時の姿勢は、
とても現実的になりやすいですし、
現状の延長線上に留まりやすくなります。
こういった、現在の状況やトレンドを起点として、
未来を予測・計画する思考をフォアキャスティング思考と言います。
もちろん、着実な計画や対応策を立てるのには適していますが、
あくまでも無難であって、短期的にはそれでも良いのですが、
革新的ではないですし、
環境が激変している時代における勝ち残り策を考えるのには向いていません。
これに対しまして、バックキャスティング思考とは、
将来の望ましい姿(理想のゴール)を最初に明確に描き、
その実現に向けて
「今から何をすべきか」
「どんなステップを踏むべきか」
を逆算して考える思考法です。
これは「フォアキャスティング(予測的思考)」の対義語です。
これからのパチンコ店ビジネスは、
より一層淘汰が進むと予測がされている通りに、
かつてない環境に突入します。
そのような場合には、
短期的な経営戦略にはフォアキャスティング思考は必要ですが、
従来の延長線上で進めていても勝ち残る道筋が見えづらいはずですので、
中長期的な経営戦略にはバックキャスティング思考で考えて行くべきです。
今の延長では手が出ないような大きな課題も、
「理想像から逆算すれば実現可能かも」と思えることがメリットですし、
きっと淘汰が進んだ環境下においても
勝ち残るための道筋が見えてくるものと考えますし、
そうでないと勝ち残るための良いアイディアが浮かぶはずもありません。
弊社も経営戦略の立案・構築のお手伝いをさせていただく際にも、
大切にしている基本的な姿勢ですので、ご紹介致しました。
今月の19日木曜日に弊社主催の研究会を開催致します。
バックキャスティング思考に基づきながら、
パチンコ店ビジネスで今後も儲かり続けるために必要な取り組みなど、
また視点やヒントをご提供致します。
詳しくはこちらをご覧ください。
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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します
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