パチンコ店営業における課題「忘れられない工夫をしていますか?」

パチンコ店営業における課題「忘れられない工夫をしていますか?」

  販促・広告規制以降、外部販促のあり方が、

その内容を中心にかなり変わりました。

  もちろん内容だけでなく、社会動態の変化や

スマホの普及等通信手段の変化などもあり、

販促の手段の選定の難易度も上がっています。

 

  ところで、身近なビジネスの一つとして、

ハンバーガー業界を観ますと面白いことがわかります。

  マクドナルドとモスバーガーのどちらが、

リピート率が高いと思いますか?

 

  モスバーガーの方が美味しいので、

自ずとリピート率も高いと思いやすいのですが、

実はリピート率はマクドナルドの方が高いです。

 

  これは、安い商品もあるので、

リピートしやすい側面もありますが、

本質は、「忘れられない工夫」を徹底している差

と分析されています。

 

  マクドナルドは、忘れられそうになる前に、

何かしらキャンペーンをやっていたり、

コマーシャルを目にしたりで、

忘れようがない工夫をしていることにこだわっています。

 

  このため、お客様がハンバーガーを食べたい時の選択肢に、

常にマクドナルドが、登場しやすい状況を作り出しているのです。

 

  これに対して、私共の業界の外部販促のあり方はどうでしょうか?

 

  集客という観点が強すぎるあまりに、

「忘れられない工夫」の観点での

アプローチが不足していませんか?

  パチンコ・スロットの未経験者の新規参入の割合から考えても、

既存客や離反客・休眠客に対する工夫として、

「忘れられない工夫」の観点も

検討の余地があるものと考えます。

  最大手のM社の外部販促のあり方を

「忘れられない工夫」という観点で

観ていただきますとこのコラムの意味が

お分かりになるかと思います。