営業ノウハウや営業の考え方を教育することの重要性を考える。

営業ノウハウや営業の考え方を教育することの重要性を考える。

 

  古代中国の思想家の老子の言葉に以下の言葉があります。

 

「授人以魚  不如授人以漁」

      人に授けるに魚を以ってするは、人に授けるに漁を以ってするに如かず

 

意味は、「人に魚を与えれば一日で食べてしまうが、

    人に釣りを教えれば一生食べていける」です。

 

  これは、指導者としてのあり方やコンサルティングを行う者としてのあり方を

的確に表現しているものと考えます。

 

  一時的な問題解決ではなく、アドバイスさせていただく相手の方にとって、

将来にわたり有益な方法を考えて、

答えを導き出せるノウハウや考え方をお伝えすることの重要性を表現しています。

 

  質問や相談を受けた場合、人はとかく答えを出してしまうものです。

  皆さんは営業の施策等を立案・検討する場面や営業会議などで、

答えを出してしまうことはないでしょうか?

 

  弊社もご支援先様には、答えを出してしまうのではなく、

答えを導き出せるノウハウや考え方を出来るだけご支援先様にお伝えすることが

正しいと信じています。

  弊社が持ち合わせますノウハウをご支援先様にお伝えしてしまえば、

ビジネス的には短期のお付き合いで終わってしまうリスクもございますが、

ご支援先様にとりまして、本当の意味で有益なサービスのあり方を考えた場合には、

営業施策や営業の戦術面での答えだけをお出しすることではなく、

答えを導き出せるノウハウや考え方をお伝えすることが正しいはずです。

 

  これは、ご支援先様でありますチェーン店様の社内においても、

同じことかと思います。

  答えを導き出せるノウハウや考え方を個人で囲い込むのではなく、

組織として共有し合えるような環境であっていただきたいと考えます。

  そうすることによりまして、一時的な問題解決や場当たり的な問題解決に終始することなく、

長期にわたり有益な営業上のノウハウや考え方によりまして、

根本的な問題解決や長期にわたる有益な問題解決につながって行き、

組織としてのノウハウや考え方も、より一層強化されるものと考えます。