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パチンコ店経営・営業の課題を考える「消費税アップに備えて、パチンコ店ビジネスの本質を考える」

パチンコ店経営・営業の課題を考える「消費税アップに備えて、パチンコ店ビジネスの本質を考える」

  来年の4月から消費税が8%となることが決まりましたが、

消費税増税に伴う対応策のお問い合わせも多く、

ここで少しヒントとなる考えをお伝え致します。

 

  今後の消費税増税による影響を吸収して、

パチンコ店経営企業様が順調に発展するために、

もちろん何らかのご負担をお客様にお願いすることも

一つの策でもありますが、

ピンチをチャンスと捉えて考えた場合、

対応が異なるものと考えます。

 

  ダーウインも説いておりますが、

強いものが生き残るのではなく、

環境変化に適応・対応するものが生き残ることが真実である以上、

パチンコ店ビジネスの本質を考え、

環境変化にどう適応・対応するかを

考えることが重要です。

 

  かつても業界を取り巻く環境変化に伴って、

急成長した企業もあれば、

衰退した企業もあります。

 

  それでは、環境変化に適応・対応するために考えるべき、

パチンコ店ビジネスの本質は何でしょうか?

 

  様々な角度からの捉え方がありますが、

ここではそのうちの二つの側面について触れたいと思います。

 

  一つは、固定費と変動費に費用構造を分けた場合に、

固定費負担比率が高いビジネスであることです。

  固定費負担比率が高いビジネスが取り組むべきセオリーは

確立されておりますので、

そのセオリーに沿って

しっかりと取り組むことに答えがあります。

 

  もう一つはあくまでも店舗ビジネスであることです。

  このため、しかるべき仕組みがないままに、

何となくの感覚だけで環境変化に適応しようとすること事態が

無策と言えます。

  店舗を取り巻く市場・お客様、競合、自社の能力のバランスのうえにありますので、

いわゆるマーケティングの重要性を切り離しては成り立ちません。

  また、店舗単位で必要なマネジメントの仕組みと、

チェーン店全体で必要なマネジメントの仕組みの両方が必要なはずです。

  店舗ビジネスに必要な仕組みについて、

他業界で研究している、

もしくは結果が出ているセオリーの中に答えがあります。

 

  パチンコ業界の中での発想・考えで、

ウンウン唸ったり、悩んだりするよりも、

ビジネスの本質を考えて、

その本質に対する対応策は何かと考えれば、

答えは世の中にすでにあるものと考えます。