さまざまなエリアを調査・視察しますと、
射倖性が高い機種を積極的に導入していても
お店の雰囲気が射倖心をくすぐるようになっていない、
チグハグなお店が見受けられます。
そういった印象を持っている中、
週末に「進撃のドンキ」という本を読みました。
イトーヨーカドーなどといったスーパーが苦戦する中でも、
長崎屋や東海地方のユニーを買収したドンキは
急成長しています。
また、2024年6月期で
35期連続の増収増益を達成している要因を
さまざま角度から解説している読み応えがある本です。
ネット通販に対抗するためにも、
お客様にお店に足を運んでいただく魅力作りへの
執念を感じますが、
ドンキでは「売り場」のことを「買い場」と呼ぶそうです。
「売り場」は店側から見た言葉で、
来店客からすれば商品を買う場所だから
「買い場」と呼ぶ顧客主義の表れとのことです。
また、買い場づくりには
明確な哲学があると本では指摘しています。
それは、CV+D+Aで、
Convenience 便利さ
Discount 安さ
Amusement 楽しさ
の3つの足し算で買い場の魅力は決まるとのことです。
そういった哲学だけでなく、
権限委譲の仕組みやオペレーションの工夫など、
その独自性には驚くばかりです。
加えて、現社長は
外資系コンサルティング会社から
スカウトされた人財ですし、
データ分析などのグループ会社も保有しておりまして、
ディスカウントショップのイメージとは
大きく異なる企業となっています。
Amusement楽しさを重視することは、
パチンコ店ビジネスと共通していますが、
お店のどこにAmusement楽しさの要素を採り入れるかは、
大切なポイントだと考えます。
分厚い本ではありますが、
お店に採り入れるべき
何らかの視点やヒントを得られるものと感じましたし、
お勧めしたいと思いまして
ご紹介させていただきました。
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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します
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