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2022/8/23号:立地の優位性について再考すべきこと

  週末に興味深い本を読みました。

  タイトルは、「なぜ日本企業はゲームチェンジャーになれないのか」で、

ベンチャー投資家であり、

京都大学経営管理大学院客員教授の山本康正氏の著書です。

  

  本の中で、

「なぜ日本はイノベーションを起こせない国へと変わってしまったのか。」

の問いかけに対して、

「結論から言うと、『主戦場が変わった』ことが大きな要因です。」

と解いています。

  イノベーションを起こせない要因というよりも、

応用すべき大事なポイントは、

「主戦場が変わった」という点です。

  「主戦場が変わった」という表現を

別によく使われる言い方をしますと、

「戦う土俵が変わった」という言い方です。

  

  このことに関して、最近よく考えさせられることが、

立地の優位性の変化です。

  もちろん、パチンコ店ビジネスは典型的な立地商売です。

  たとえば駅前型店舗で考えればわかりやすいですが、

駅前のロータリーに面していて、

視認性抜群のお店であれば、

一等立地ですので、

繁盛しやすいことが通常の理屈です。

 ただし、このことが正しいのは、

競合店と台数規模が同等であることが

前提となってしまっているのが現状ではないでしょうか。

  駅から少し離れていても

圧倒的な設置台数であれば

立地の優位性の面で多少劣っていても繁盛できたり、

駅前型店舗として当該駅では最大台数であっても、

沿線の駅前で圧倒的な設置台数のお店があれば、

流出してしまったり、

立地の優位性が年々低下している認識が

必要と考えております。

  郊外においても同様の現象が起きているはずですし、

このことはイオンの大型化の戦略の背景も同様です。

  

  まさしく、もちろん立地の優位性は存在していることは事実ですが、

万能ではなく、立地の優位性といった「戦う土俵」から、

設置台数の優位性といった「戦う土俵」の変化が

起こっているとの認識のもとに戦略を考えないと

成果を出せない環境変化が起こっていると言えるのではないでしょうか。

  ご支援を通じて、年々その傾向が強まっているものと確信しておりますので、

今回は共有させていただきました。

  

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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します

 

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