ここ最近、
時間があれば精力的にできるだけ多くのお店を
視察・調査するようにしているのですが、
ターゲット客層と施策のズレを感じる
ことが多くあります。
例えば、
特日にライターを呼んで盛り上げようと
することは典型的です。
もちろんスロットユーザーを楽しませる企画
という位置付けであれば、
そういった施策は適切
ということかと思いますし、
スロット専門店であれば何ら違和感を
感じません。
ところが、
全体客数に占める比率で観ますと、
むしろ1ぱちを中心としたシニア層が
多くを占めるお店で実施する場合には、
違和感を感じます。
なぜなら、
スロットだけ多少お客様が増える程度であれば、
その施策は全体客数の増加には
つながっていても、
実質的にはスロットの客数増加効果だけで、
パチンコでの客数増加効果を
得られていないようでしたら、
必ずしも適切とは言えないからです。
こういったパターンが
実際多く見受けられますが、
もちろん瞬間的な増客だけで良いと
割り切った実施であれば、
一見良いように感じますが、
お店の全体客数を支えるシニア層の
立場で考えますと、
どう受け止められているか
心配してしまいます。
パチンコ店ビジネスは、
ひとつのお店にさまざまな客層を
集客しようとしている点で観ますと、
マーケティングの観点からはかなり難易度が
高いことをしている自覚が必要ですので、
ターゲット客層に対して施策が適切かの
検証は基本中の基本です。
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