2019/4/8号:増収増益基調の作り方を考える

  2021年には現行の遊技機を

完全に新規則機に代替しなくてはならないこととなっておりますので、

来年は単年度では負担しきれないほどの遊技機購入予算が必要となります。

  したがいまして、会計年度の期間の多少のズレはあるにしても、

多くの企業様で単年度が赤字決算となることまでは想定して、

対策を練られることと思われます。

  経営は継続性が大事ですので、

過度の楽観的な見方をしたり、過度に悲観的となることなく、

しっかりと対策を練り上げる姿勢が重要です。

  その場合、ぜひ視野に入れていただきたい観点があります。

 

  それは、単年度では赤字決算となってしまったとしても、

そのこと自体は説明可能な特殊要因がありますので、

経営面でも、融資していただいている金融機関に対しても、

一過性の現象という位置付けで済むことかもしれませんが、

その後の経営状態が増収増益基調となっているか否かがポイントのはずです。

  完全な新規則機となった状態でも増収増益基調を作ることができるか、

最低でも売上は落とさずに一定の利益を確保し続けることができる経営状態となっているかが、

経営面でとても重要ですし、

営業面でも視野に入れなくてはならない重要なポイントです。

  ところが、そういった経営状態を作り上げるためには、

またそういった経営状態を支える営業を構築するためには、

2021年を迎えてから考えれば間に合うテーマもあるかもしれませんが、

取り組みテーマによりましては前もって着手すべきテーマもあるはずです。

 

  増収増益のために、売上を上げられる構成要素を考え、

利益を上げられる構成要素を考えてみることから、

着手されますことをお勧めします。

  例えば売上を上げるためには、客数増をもたらすシェアアップの手段を実施する、

打ち込み数が引き上がるようなオペレーションを構築する、

客単価が比較的高い顧客層の取り込みと固定化を図るなど、

抽象的ではありますが、取り組み可能なテーマは存在します。

  もちろん、局面によりましては、

既存店の営業形態の変更や新規出店も一つかもしれません。

 

  イメージできないことは実現できないとしますと、

まずは増収増益を実現できる経営状態とするために、

取り組むことができる経営面でのテーマ設定、

営業面での取り組みテーマの設定から、

まずは着手されますことをお勧めします。

 

  弊社もそういったテーマ設定と具体的な実務面でのご支援をご提供しておりますが、

これからもより一層お役に立てますように、精一杯努めて参りたいと考えております。

 

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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します

 

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