2019/5/13号:飽和しているビジネスにおけるお客様の満足感を引き出す視点

  前回のメルマガでは、お店作りにおいて、

衛生要因のような要素としまして、

改善したからといって、お客様にとってみれば不満足要因を解消しただけで、

満足感まで引き出せないことが起こり得ることをお伝えしました。

  今回は逆の視点で、お客様にとって満足感につながることについての視点を

お伝えしたいと思います。

 

  パチンコ店ビジネスはすでに市場が伸び悩むどころか縮小過程にあります。

  特定の機種の魅力で部分的に伸びることはあっても、

市場全体が大きくなることはない状態です。

  このように市場が飽和しているということは、

お客様からみれば、飽きている状態でありますので、

需要も伸びませんし、離反しやすい状態とも言えます。

  したがいまして、お客様の満足感を引き出しづらいですし、

飽きやすい状態であることに対する配慮が重要です。

  このことに対して、パチンコ店としてお客様を飽きさせない工夫を徹底したり、

満足感を引き出す工夫を徹底されているでしょうか?

  特に満足感を引き出すためには、

競合他店では体験できない新しい何かが必要と言われています。

  新しさにこだわらない場合には、

競合他店では体験できないほどに突き抜けたレベルでの何かということとなります。

  もちろん、お店の営業コンセプトの設定にもよりますが、

仮に「非日常空間の提供」と設定した場合には、

非日常性を感じていただく空間作りや仕掛けの観点で、

競合他店では体験できない、

できれば広く商圏を設定しても体験できない空間作りや仕掛けに

こだわられることをお勧めします。

 

  そうした視点から観ますと、

ここ最近の新規出店やグランドリニューアルを拝見していても、

お客様に対して満足感を引き出すために、

競合他店では体験できない新しい何かというよりも、

これまでの延長上のお店作りでしかない店舗が多いです。

  飽和している他業種の店舗ビジネスでも、

取り組んでいる事例が見受けられますので、

是非そのような視点からお店作りをお考えいただくことが、

飽和している店舗ビジネスにおける業績向上のひとつの突破口となるものと考えております。

 

  来たる17日金曜日に研究会を行いますが、今回お伝えしました視点をふまえ、

直近の新規出店やグランドリニューアルの事例の分析などを通じて、

今後のお店作りのヒントや視点をお伝えしたいと思います。

  ご興味がございましたら是非こちらからお申し込みください。

 

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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します

 

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