2020/6/10号:今の時期の新規出店に対する考察

  皆様こんにちは。株式会社アミューズ・ファクトリーの関です。

 

  現状は全国的にほとんどのパチンコ店が営業を再開しており、

エリアによって再開の時期は異なるものの、

週を追うごとに客数が増えている状況かと思います。

 

  その波に乗るべく営業努力をされているかと思いますが、

本格的に稼働を上げるために、

お盆の時期の仕掛け等についても議論を進められていらっしゃるかと思います。

  また、物件を抑えているチェーン店様におかれましては、

新規出店のタイミングを検討されていることと思います。

 

  東京都で緊急事態宣言が解除された後のタイミングで出店した新店を

先週に2店舗視察しましたので、

今回はその感想を触れたいと思います。

 

  一方はスロット専門店ですが、

グランドオープン初日が6月6日(土)ということもあり、

満台スタートの状態でした。

  台数面ではスロット台数で最大台数ではないものの、

最大台数店舗に対して戦える範囲内の台数での出店となっておりますし、

店内もスロット専門店らしい雰囲気を作り込んでおりましたので、

一番店を狙うことができる出店であるものと感じました。

  また、1フロア構造ですが、

台数ベースでは約90%を加熱式タバコ専用フロアとしておりましたので、

この点が今後お客様から支持を受けるかといった点にも注目したいと思います。

 

  もう一方は、3レート併設店ですが、

競合店に圧倒された不利な台数での出店となっており、

視察日は出店から1週間後の6月5日(金)ですが、

平日のなかでも稼働が高くなりやすい金曜日の夜間の客数でも

稼働率が約27%と苦戦している状況となっておりました。

  台数面の不利さに加えて、

コロナの影響によって市場の状態が悪いことも

低稼働となっている要因であるものと考えられます。

 

  後者のように、コロナの影響でマーケットサイズが縮小しているため、

新規出店にあたり、コロナの影響前の状態を前提とした事業計画では、

オーバーサイズになりやすいものと考えます。

  現状の落ち込んだマーケットサイズがどの程度まで回復するのか、

当面不透明な状況かと思いますので、

オーバーサイズへの対処のあり方、

例えばオープン時期や設置台数のあり方、

稼働予測のあり方などが問われるものと判断します。

  したがいまして、当面は新規出店はもちろんのこと、

多額の投資がともなう施策につきましては、

オーバーサイズへの対処が最大のテーマとなるものとの前提で、

適切なご支援に努めて参りたいと考えております。

少しでもご参考になりましたら幸いです。

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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します

 

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