2019/7/8号:減収・減益基調からの脱却について

  既にご存知のことかと思いますが、

先日にダイナムさんのIRの情報が公開されました。

  業界環境の悪化を反映して、

チェーン店全体の売上や粗利は減少傾向にありますので、

既存店は減収減益状態にあるものと推測されます。

  広告費や遊技機購入費などの費用削減で利益を出している状況です。

  グループ店舗を含めて、チェーン店全体の店舗数は

約450店舗にものぼりますので、

1店舗の営業努力や営業戦術の巧みさでカバーしきれるはずもありません。

  5円スロットから10円スロットへの転換等の

高単価部門への移行といった努力はされていますが、

IRからは既存店の減収減益基調からの脱却策が見えていない状況です。

  多店舗展開とローコストオペレーションを通じて

長期にわたり利益を積み上げていく方向性を挙げられておりますので、

売上や粗利の減少傾向を経費コントロールで対応していく方向性の、

フォロワー戦略の徹底ということかと想定されます。

  今後の市場縮小への対応という課題はありますが、ひとつの戦略です。

 

  ここで申し上げたいことは、業界環境の悪化とともに、

既存店は減収減益となりやすいので、

普通に考えてもチェーン店全体は減収減益基調となります。

  もちろん、既存店が減収減益でも新規出店によって

チェーン店全体を増収増益基調へもっていくという発想もありますが、

店舗数が増えれば増えるほど、

1店舗の新規出店による売上や利益の押し上げ効果は薄まりますので、

いずれは限界を迎えます。

  したがいまして、遊技機が新規則機に

完全に移行して行くことも合わせて考えますと、

既存店を増収増益基調に持っていくための何らかの戦略的な取り組みをしませんと、

いずれはローコストオペレーションで生き残る結末でしかない

可能性があるということです。

  既存店を増収増益基調に持って行くことは、

もちろん簡単なことではありませんが、

答えを見出すべく取り組まない限りは、

市場縮小への適応も含めチェーン店全体としての減収減益基調からは

抜け出せなくなってしまいますので、

取り組むことは必須のテーマです。

 

  現実に戦略的な解決策は存在します。

  カギはチェーン店としての平均設置台数や店舗平均年齢、

高単価部門でのシェア獲得など、

むしろ多店舗展開をスムーズに実行するノウハウであったり、

チェーン店のマネジメントとして抑えておくべきテーマです。

  弊社のご支援先様でも増収増益基調で推移しているチェーン店様がいらっしゃいます。

  このようなチェーン店様が1社でも増えていただけますように、

今後も戦略面でのバックアップに努めて参りたいと考えておりますが、

今週の11日と12日に研究会を開催しますので、

その場をお借りして、多店舗展開のノウハウをお伝え致します。

  いかに増収増益基調にして行くか、お悩みであったり、

その観点でのヒントにご興味がございましたら、

ご参加に向けてご検討の程よろしくお願いします。

  詳細はこちらからご確認ください。

 

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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します

 

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