2021/10/4号:AIカメラ等の分析ツールの活用について

  もちろん、読まれた方々もいらっしゃるとは思いますが、

昨日の日経新聞が一面で、

「AIカメラで買い方分析」と題し、

以下のように解説しています。

 

  「そごう・西武は今後5年程度かけて

国内全10店に人工知能(AI)カメラを大規模導入する。

  客の年齢や性別、店内での行動履歴をきめ細かくデータ化し、

商品開発などに活用する。

  新型コロナウイルスの影響で百貨店は客数減が続く。

海外新興勢は実店舗データの活用で店の数を増やしており、

日本でも採用の動きが出てきた。」 

 

  すでにさまざまな業種の店舗ビジネスで

AIカメラの活用が始まっておりますが、

パチンコ店ビジネスでは顔認証を中心としたカメラの活用で、

投資額の割には、効果的な活動ができていない状況ですし、

他業種で実績が出ているようなAIカメラの活用が

業種向上に直結している例も、

極めて少ない状況です。

 

  投資額の割に効果が出ていない要因も、

すでに他業種で立証されておりますが、

主な要因はどのようなデータを取得して、

どのように分析・活用すれば業績向上に直結させることができるかが

不明確なままデータを蓄積していることです。

  AIカメラも顔認証システムもあくまでもツール=道具ですので、

導入する目的をはじめとして、

活用方法に精通しておりませんと宝の持ち腐れとなってしまいます。

  実際にさまざまな分析手法がありますが、

例えばSWOT分析にしましても、

弊社で推奨しております店舗ポートフォリオ分析にしましても、

パッと見で似たモノや何となく同じモノは作れますが、

実務面で重要なことは、

それらの分析ツールを用いて業績向上に結びつけられるかです。

 

  気を付けなければならないことは、

パッと見で似たモノや何となく同じモノは作ることができますし、

何となく使うこともできますが、

その程度で留まってしまうことが

投資対効果が出ない要因となりますし、

逆に申し上げれば、

AIカメラも顔認証システムも、

ほとんどの企業では使い倒せない、

業績向上に結びつけられない状況ですので、

分析・活用ノウハウ等を修得すれば、

有利な状況を生み出すことも可能ということを意味しております。

 

  実際に、弊社でもAIベンチャーとの協業の形で、

ご支援させていただく機会が増えておりますので、

これからの重要なテーマとしてお伝えさせていただきました。 

 

  弊社主催の勉強会を今週6日(水)に開催致します。

  経営や営業面で重要な分析に関するノウハウ、

視点やヒントもお伝え致しますので、

ご参加に向けてご検討いただけましたら幸いです。

  詳しくはこちらをご覧ください。

 

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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します

 

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