2023/4/18：競争戦略の教科書通りに展開して儲かっている企業について

週末にスマパチを遊技しました。

隣のお客様が遊技終了後に

持ち玉を持っている状態で、

カードの排出方法がわからず、

スタッフを呼び出されている

シーンが見受けられました。

これから普及する中で、

シニア層を中心に

わずらわしさや不慣れさが出てくるとしましたら、

お店側の一定の配慮が必要かと感じました。

今回は、最近よくマスコミに登場する

業務スーパーに関する本を週末に読みましたので、

少し共有したいと思います。

業績スーパーは元々

食品スーパーを経営していた創業者が、

食品スーパーでは、

いくら薄利営業をしても、

大手のボリュームディスカウントに

対抗できないことや、

鮮度が大事な生鮮食品を扱っていては

廃棄コストや消費期限間近の値引きが必要なことから、

大手があまり力を入れていない冷凍食品を中心に

プライベートブランドを強化しながら

企画・製造・卸に特化した会社です。

独自の企画・製造から

圧倒的な低価格商品を生み出していますが、

小売はフランチャイズで展開しています。

また、生鮮商品はフランチャイズしているお店の判断で

仕入れることはあっても、

本部としては扱わない基本姿勢はぶれていないとのことです。

後発のスーパーということもあり、

大手が得意な領域では勝負しない点や、

大手が力を入れていない分野を中心に特化している点は、

競争戦略における教科書通りです。

大手に追い詰められたからこそ、

ある意味割り切った戦略を

採用することができたようですが、

競争戦略のお手本のような企業と感じました。

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