今回は、最近読んだ本から、お役に立てる視点がございましたので、
ご紹介致します。
マーケティングに定評があるP&Gのご出身で、
日本マクドナルドで夜マックなどをヒットさせ、
日本マクドナルドのV字回復の立役者と言われている
足立光氏の共著「アフターコロナのマーケティング戦略」において、
『コロナがマーケティングにもたらした5つの影響』について、
まとめてありましたので、簡単に以下の通りにご紹介します。
①今回のコロナにより、何かが「変わった」ように見えるのは、
実は今まで起こっていた傾向が加速しただけ、ということ。
②何を大事に思うか、何にお金を使いたいかという、
プライオリティ(優先順位)が変わった人がいること。
③マーケティングの意思決定でのスピードと柔軟性がさらに重要になったこと。
④最適なメディアミックスが大きく変わったこと。
⑤広告制作のクリエイティブのオプションが増えたこと。
特にご参考となるかと思われますのが、③と④です。
③は、緊急事態宣言の発令と解除、その後の規制緩和等、状況が刻々と変わる、
かつ前例がないような状況で意思決定をしていかなくてはならないことと、
コロナに対して早めに意思決定して対応した企業と、様子見した企業では
ずいぶん業績が分かれたということに触れています。
今後も市場の変化に合わせて、朝令暮改ではありませんが、
スピーディーかつ柔軟に意思決定することが業績を良くする
ポイントになるかと思います。
④は、外出自粛になることで、インターネットメディアだけでなく、
テレビや新聞などを見る時間が増えたため、それらのメディアの効率が
大きく改善されたことと、屋外の看板などのOOH(OUT OF HOME)と
呼ばれるメディアや交通広告の効率が大きく下がっていることです。
したがいまして、コロナの影響を受ける中での、効率的なメディアミックスを
考える必要があると主張されています。
コロナ前のメディアミックスから変化していることを前提に、
外部販促手段を見直して、最適化することは実務面で大きなポイントと
思いますので、弊社もご支援先様にお勧めしている理由です。
今回は趣向を変えてお届けしましたが、今後も何かお役に立てそうな本からの
エッセンスをお伝えしたいと思います。
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