2020/8/17号:営業の成果が上がらない要因にどう向き合うか

  新型コロナウイルスの影響下で、ある程度の客数まで回復できたとしましても、

業績を上げづらい環境であることには変わりませんが、今回は業績を上げるうえでの

セオリー通りの良い例を視察できましたので、ご紹介したいと思います。

 

  営業ノウハウの研修をご提供しているご支援先様にはお伝えしておりますが、

営業努力をしていたとしても、なかなか結果に結びつかない大きな要因の一つに、

レイアウトの失敗があります。

  ここで申し上げておりますレイアウトは、店舗における入口や通路、カウンター、

トイレなど、加えて島の配置などを想定していますが、こういったレイアウトが

悪い場合、正しいレイアウトで得られた業績を達成できなくなります。

  最悪、不振店となってしまいます。

 

  感覚的には、営業努力しても思ったほど業績を上げられない、

足を引っ張られている状態です。

  したがいまして、本来検討すべきは、投資を要しますがレイアウトを

抜本的に改善するか、レイアウトを変更せずに業績を上げづらい状態のまま

営業して行くか、いずれかの選択ですが、前者は改善する際に投資を要しますが、

その後業績を上げられれば、回収だけでなく、それ以上に儲かる可能性を持っています。

  一方で、後者はレイアウトを変更するための投資は不要ですが、

いつまでも業績を上げづらい状態が続きますし、不採算状態であれば

撤退することとなってしまいます。

 

  今回ご紹介する事例は、1,200台クラスの大型店の例です。

  ちなみにご支援先様ではありません。

 

  出店時から低稼働状態に苦しんでおりまして、特定日はスロットを中心に若干は

稼働率が上がるものの、概ね良くて2割稼働でした。

  その後、地域最低レートの低貸し部門の導入などで、テコ入れしておりましたが、

4円パチンコや20円スロットの業績は不振のままでした。

  ところが、このたびカウンターの位置などレイアウトを抜本的に変更した結果、

稼働率が大きく上昇しました。

  まだまだ改善の余地があるもったいなさはありますが、

セオリー通りの良い対処策と思いました。

 

  レイアウトの失敗を抱えた状態で営業し続けた場合に失われる売上や利益が

多額となることを考えますと、しっかりとした調査・分析をふまえて

抜本的に改善することは、ひとつの戦略的な対応かと考えます。

  なかなか業績を上げづらい環境だからこそ、営業努力の足を引っ張る要因を

抱えていては、競合店とまともに戦えませんし、中長期的には良い結果を

もたらしませんので、ぜひ向き合っていただきたい視点です。

 

  9月9日水曜日に弊社主催の研究会を開催します。

  これからも儲かるパチンコ店となるために不可欠な視点・ヒントやノウハウを

お伝えします。

  今回は、特に儲かるために持ち合わせていただきたい発想をお伝え致しますので、

経営陣や営業幹部の方々のご参加をお勧め致します。

  詳細は後日にご案内致しますので、ご期待ください。

 

 

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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します

 

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