先日に発売されました日経ビジネスで興味深い記事がございましたので、
今回はご紹介したいと思います。
記事はマーケティングに関するテーマで、慶應義塾大学の清水教授による記事ですが、
シニアのお客様が今まで買ったことがある商品を買い続ける理由として、以下のように
説明しています。
「まず加齢による認知機能の低下から、長寿者は複雑な思考を回避して意思決定を
行いやすい。
このため、意思決定にかける時間は若年層に比べて短くなる傾向にある。
複雑な思考を回避して意思決定ができるのは、過去の経験とそこから導かれた
ヒューリスティックスを用いるからで、特に若い時の経験が大事とされる。
ただし、新商品の購入の場合、過去の経験が使えず、情報量が絶対的に不足するので、
間違った判断をすることも多くなる。
その間違った判断から生じるストレスを回避するために、現状維持を第一とする
目標を立てて意思決定を行いやすい。
その結果、長寿者が購入しようとする商品リストには、新製品よりも、
過去に購入や利用をしたことのあるものが入ってきてしまう。
これが結果的に新商品や新ブランドではなく、同じような商品を
購入してしまう理由である。」
この記事を読みますと、海シリーズをご遊技されるシニアのお客様が、
新台に浮気することなく、ひたすら海シリーズをご遊技される理由が理解できます。
結果、今後も海シリーズをご遊技されるシニアのお客様には、
海シリーズをお勧めすることが正しいということですが、最近言われる
アクティブシニア層であれば、少し違ってくるとも触れられています。
読者の皆様のご参考となりましたら幸いに存じます。
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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します
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