2018/12/17号:問題が生じた時の対処法

  大阪もライター系等イベント類似行為ができなくなりましたが、

全国的にできなくなるのではないかといった観測も出だしておりますので、

今回はこの問題について、考えてみたいと思います。

 

  ライター系等イベント類似行為は、パチンコ店営業を行なううえで、

一定の集客効果を出しやすい取り組みです。

  新台入替効果が得られづらい営業環境の中では、

頼らざるを得ない事情も十分に理解できますが、

ライター系等のイベント類似行為ができなくなった場合の対処法として、

代替手段として少しでも実施できそうなイベント類似行為を探すのか、

イベント類似行為を実施しなくとも

一定の稼働率や客数シェアを得られるような営業に転換していくのか、

大きくは二つの対処法が考えられます。

  代替手段を探し回ることは、対症療法的な動きであって、

集客施策頼りの営業という意味では、何も変わっていませんし、

営業そのものが施策頼りとなっていること自体が実は問題ではないかと思います。

  本来の店舗ビジネスのあり方を考えれば、集客施策を行う必要性はありますが、

頻繁に行なうものではなく、集客施策を通常営業時の一環としてしまうことは、

やめた場合のリスクをはじめ様々な副作用を生じさせますので、

集客施策に依存しない状態とすることがセオリーです。

  このことが問題を生じさせる原因への対処法、原因療法です。

  小売の店舗がバーゲンを頻繁に行うとどうなるかで考えればわかりやすいかと思います。

  したがいまして、代替手段を探し回るのではなく、

施策に頼らずとも一定の稼働率や客数シェアを得られるような営業に転換するために

取り組んでいただくことをお勧めします。

  なぜなら、イベント類似行為を通常営業の一環として組み込んだ営業を行なっている店舗が、

イベント類似行為をやめた途端に、大きく業績を悪化させることは容易に想像できるからです。

弊社も一昨年から施策の空白日対策をご支援のひとつとして、お伝えして参りましたが、

引き続き成果を出しながら、さらなるノウハウの蓄積に努めて参ります。

 

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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します

 

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