2021/7/2号:パチンコ店としてのマーケティングに今必要な視点について

  年明けからスロットの弱体化傾向が続いておりますが、そのカバーとして

パチンコ強化の方向性で動かれていると思います。

 

  ところが、パチンコ強化が上手くいって業績を上げているお店もあれば、

上手くいっていないお店もあるのが現状かと思います。

 

  例えば、スロットの弱体化に伴って減少した分のお客様は

どうしているのでしょうか?

 

  ①他の魅力的な競合店のスロットコーナーで遊技されている

  ②自店のパチンココーナーで遊技されている

  ③他の魅力的な競合店のパチンココーナーで遊技されている

  ④ご遊技自体を止められている

 

  以上が、普通に考えられる現象でしょうか。

 

  実はこれにレートや機種部門といったカテゴリーを加えて考えますと、

複雑さが増します。

 

  例えば、20円スロットのお客様はどうしているか?、

10円スロットのお客様はどうしているか?

 

  行き先のパチンコは、4円パチンコか?、1円パチンコか?

さらに319のハイミドルか?、ライトミドルか?、遊パチか?

 

  以上のデータは機種別客数データから、ある程度読み込めますが、

実際のお客様は射倖性の軸や予算価格帯など個々の判断基準で動かれているはずです。

 

  マーケティングの手法で3C分析という考え方がありますが、そのうちの市場・顧客分析を、

パチンコ店ビジネスの場合には、機種別客数の観点から行っているのが一般的ですが、

3C分析もお客様の心理(マーケティングではインサイトといった概念で説かれておりますが)を

汲み取らないと上手く機能しないとも言われております。

 

  6号機に移行する環境変化のタイミングにありますので、営業戦略の構築のためには、

市場・顧客分析は必要不可欠であることは間違いありませんが、その限界をふまえて

お客様の心理=インサイトに寄り添った分析に取り組まれますことが、

今求められるマーケティングのあり方かと考えております。

 

  近日中に弊社主催の研究会と臨時開催のセミナーを開催致します。

 

  今後のパチンコ店ビジネスとしての儲け方や業績向上のための視点やヒントを

お伝え致しますので、ご参加に向けてご検討いただけましたら幸いです。

 

  詳細は次回のメルマガにてご連絡致します。

 

 

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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します

 

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