今回は、直近のご支援を通じて感じることをお伝え致します。
ご支援先様の中では、さまざまな社風のチェーン店様がいらっしゃいますが、
とにかくスピードを重視して、競合よりも先んじて営業施策も実施しますし、
社内の仕組み作りにも良いモノと判断すれば躊躇なく取り組むチェーン店様が
いらっしゃる一方で、どちらかと言いますと改善スピードが遅めのチェーン店様も
いらっしゃいます。
前者のチェーン店様は実際に成長中で、昨年も全体的にシェアを上げておりますが、
後者は業績が思わしくありません。
実際にお店の営業の取り組みを確認させていただきますと、
前者は業績向上のための取り組みが個店単位だけでなく、
チェーン店全体での業績向上の取り組みも工夫しています。
一方で、後者は業績向上の取り組みが個店単位で、
目標数値である売上・利益・稼働を達成すれば、
基本的に各店舗に任せている状態で、営業会議以外は、
チェーン店全体での業績向上の取り組みについては
特筆すべきものはありません。
もちろん、現状の厳しい環境では、なかなか業績を上げられないことは事実ですので、
厳しい言い方を致しますと業績が上がらなくても言い訳がしやすい状況にあるとも
言えます。
個店単位に任せた場合の弊害が表れやすい局面とも言えます。
チェーン店として考えた場合には、個店単位に任せっぱなしではなく、
チェーン店全体としてのバックアップや業績向上のための取り組みを徹底していても
業績が上がらないという次元と、まだまだチェーン店全体として考えた場合に
取り組む余地を抱えている次元では、業績が上がらない要因は大きく異なります。
市場全体は縮小しておりますが、ゼロサムゲームではシェアの奪い合いですので、
競合からシェアを奪うことができれば業績向上の余地はあります。
したがいまして、競合が個店単位の取り組みレベルであれば、
チェーン店全体としての業績向上に向けての工夫の余地を探ることも
必要ではないでしょうか。
冒頭で挙げましたご支援先様の前者と後者の状態を直視致しますと、
痛感致しますし、現在後者のチェーン店様に対して、チェーン店全体としての
業績向上に向けての仕組み作りに着手している過程ですが、
毎回痛感していることですので、共有させていただきました。
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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します
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