2021/6/28号:M&Aが当たり前の時代のチェーン店としての強さと個店単位の強さについて

  M&Aが当たり前のこととなっている現状について、今後取り組むべきことを

今回はお伝えしたいと思います。

 

  パチンコ店ビジネスの市場全体の規模は、長年にわたって大きくなるどころか

減少傾向でしたし、今後も大きくなることは期待しづらい状況であることは

パチンコ店ビジネスに関わる方々の多くが持つ想定かと思います。

 

  パチンコ店ビジネスが成熟期から衰退期に入っているとしますと、

そのように今後も市場全体の規模は減少傾向が続くものとの想定の基に、

経営戦略を練り込む必要があります。

 

  市場全体の規模が大きくならない環境の中でも、チェーン店もしくは企業としては

成長したいとしますと、M&Aによって成長して行くことはセオリーのうちのひとつです。

 

  もちろんM&Aの成功確率の問題はありますが、M&Aによって成長しようとすることは、

他の成熟したビジネスでも当たり前に取り組まれていることですので、経営戦略の中で

検討すべきことですが、大切なことはM&Aが当たり前になればなるほど、

M&Aに取り組まない側でも考えるべきことがあることです。

 

  当然ながらM&Aに積極的に取り組むチェーン店は、規模の力で勝とうとしますので、

規模を持つからこそ取り組めることで、規模の力を背景とした競争優位性を持とうとします。

 

  もちろん、規模を持っているからこその弊害を防ぐためにチェーン店としての

マネジメント力に磨きをかけるとは思いますが、弊害を防げれば規模の力は

大きな威力を発揮します。

 

  一方で、ドミナントを除けば、商圏単位での勝負は個店単位での勝負ですので、

規模が不足しているチェーン店としては個店単位での営業力勝負に持ち込むはずです。

 

  こうした方向性とならざるを得ない環境で、考えるべきことは個店単位での競争に

勝つために営業力の向上に努めなくてはならないことは当然としましても規模の力に

負けない工夫にも取り組むことです。

 

  M&Aが進行している他業種の動向をご覧いただくとご理解いただけると思いますが、

個店単位では規模の力に勝ちづらい状況が進行して行きます。

 

  もちろん、不可能ではありませんが、可能性が低いところで勝負することは

正しい戦略ではありません。

 

  勝ちやすいところで勝つべきです。

 

  今後は規模の力で勝とうとするチェーン店の存在が当たり前の時代になって行きますので、

そうした事態に備えて、自ら積極的M&Aに取り組むこともひとつですし、当面M&Aに

取り組まないようであれば、規模の力に負けない工夫に取り組みべきです。

 

  来月にパチンコ店ビジネスとして儲かるための視点やヒントをお伝えします弊社主催の

研究会を開催します。

 

  後日当メルマガでもご案内致しますが、今回のようなテーマもお伝えしますので、

今後の儲かるための視点やヒントにご興味がございましたら、ご参加ください。

 

 

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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します

 

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