今回は、先日の日経新聞の経済教室のコラム「DXに欠如する3つの要素」から、
マーケティングにおける問題提起として、ひとつの考えが提起されていました。
小難しい内容ではありますが、考えさせられるテーマでしたので、
ご紹介します。
コラムでは、DX(デジタル・トランスフォーメーション)では、
システム導入などの手段をDXの目的として混同してしまう結果、
うまくいかない3つの要素を紹介しておりましたが、
3つ目の要素である「顧客視点の欠如」の中の一文で、
「顧客層は今まで、年齢・性別などの属性で分類されてきたが、
デジタル時代は、利用しているプラットフォーム、リーチできる経路で
分けられるかもしれない。」とありました。
これまで、マーケティングではお客様を年齢や性別、職業などの属性で
分類(セグメンテーション)し、ターゲットとすべき顧客層を考えることを
基本としてきましたが、同じ年齢層でも利用しているプラットフォームによって、
行動特性が大きく違うということであれば、コラムの指摘は正しいということに
なります。
もちろん、ターゲットとすべき顧客層がどういったプラットフォームを
利用しているか、リーチできる経路は何かを考えることがセオリーではありますが、
現実的な問題として限界があるとの立場によれば、コラムの通りの見解となるものと
考えられます。
パチンコ店ビジネスにおいては、リアルの販促手段も依然として有効ですので、
完全に当てはまることではありませんが、販促手段におけるデジタルの比率が
高まれば高まるほどコラムの考え方を採用すべきかもしれません。
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