2020/12/21号:マーケティングにおける問題提起のひとつの事例について

  今回は、先日の日経新聞の経済教室のコラム「DXに欠如する3つの要素」から、

マーケティングにおける問題提起として、ひとつの考えが提起されていました。

 

  小難しい内容ではありますが、考えさせられるテーマでしたので、

ご紹介します。

 

  コラムでは、DX(デジタル・トランスフォーメーション)では、

システム導入などの手段をDXの目的として混同してしまう結果、

うまくいかない3つの要素を紹介しておりましたが、

3つ目の要素である「顧客視点の欠如」の中の一文で、

「顧客層は今まで、年齢・性別などの属性で分類されてきたが、

デジタル時代は、利用しているプラットフォーム、リーチできる経路で

分けられるかもしれない。」とありました。

 

  これまで、マーケティングではお客様を年齢や性別、職業などの属性で

分類(セグメンテーション)し、ターゲットとすべき顧客層を考えることを

基本としてきましたが、同じ年齢層でも利用しているプラットフォームによって、

行動特性が大きく違うということであれば、コラムの指摘は正しいということに

なります。

 

  もちろん、ターゲットとすべき顧客層がどういったプラットフォームを

利用しているか、リーチできる経路は何かを考えることがセオリーではありますが、

現実的な問題として限界があるとの立場によれば、コラムの通りの見解となるものと

考えられます。

 

  パチンコ店ビジネスにおいては、リアルの販促手段も依然として有効ですので、

完全に当てはまることではありませんが、販促手段におけるデジタルの比率が

高まれば高まるほどコラムの考え方を採用すべきかもしれません。

 

 

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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します

 

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