今日はチェーン店として、各店舗の業績をどう良くして行くか、
その考え方について、ふれてみたいと思います。
もちろん各店舗の責任者である店長様が
営業努力で業績を維持・向上させて行くことが基本で、
エリアマネージャーや営業部長様などの上位役職者の方々が
サポートに回ることが通常の形かと思います。
また、業績コントロールは、稼働や客数、
粗利などの営業データを日々見ながら、
業績が順調か、一定のテコ入れが必要かを見ているかと思います。
以上のような形での業績コントロールは、
基本的に人に頼ったコントロールで、
もちろん営業データをシステムで管理している意味では、
仕組みとして機能している側面もありますが、
異常値が生じる兆候をつかむためのデータがあれば少しは違いがありましても、
データだけではどちらかと言いますと「後追い」であることは否めません。
また、一定のテコ入れが必要な事態が生じた場合には、
優秀な人に頼ってテコ入れすることとなります。
このような業績コントロールでは、
多店舗展開している場合には、「後追い」の業績悪化に対して、
優秀な幹部の方々の個人技に頼る状態が、共通の姿です。
多店舗展開における業績コントロールを考えますと、
できるだけ「後追い」の業績悪化に対する個人技での解決ではなく、
業績悪化を招く要因を事前に防ぐ工夫や、
業績悪化への対処策を個人技に留めることなく、
チェーン店全体の組織としての対処策のノウハウや仕組みの構築が不可欠です。
例えば、他業種で多店舗展開している企業では、
業績コントロールを「後追い」ではなく、
業績悪化の要因が生じる前の段階で、
お店作りの基準に沿って営業しているか、
また業績を上げるための取り組みの進捗状況へのPDCAの徹底、
特に結果の数値データではなく、
業績悪化の兆候を示す指標や業績の維持・向上にとって必須の指標の設定、
業績向上のための手法やノウハウの共有化など、
さまざま工夫が見受けられます。
このような業績コントロールのための工夫や仕組みが充実している場合には、
業績悪化の責任は工夫や仕組みが未整備であることにあるはずで、
店長様をはじめとした営業幹部の方々の個人的な責任に求めることにはなりません。
もし、業績悪化への責任を営業幹部の方々の個人的な責任に求めているようでしたら、
チェーン店企業の組織としての業績コントロールの工夫や仕組みが
未整備であることの表れかもしれません。
もちろん、パチンコ店ビジネスに取り組まれているチェーン店企業様の中でも
卓越した業績コントロールの仕組みを構築されている企業様も
存在しているかもしれませんが、
まだまだ未整備のチェーン店企業様もいらっしゃるものと思われます。
未整備の原因は何かと考えますと、
主な原因は業績コントロールのためにどのような工夫や仕組みが必要か
知らないことや取り組んだことがないなど、
意外と単純な原因だと思います。
したがいまして、お勧めしたいことは、
まずは多店舗展開を進めるにあたって、
どのような業績コントロールの工夫や仕組みが必要か、
まずは研究することから進めてみることです。
これから数々の環境変化が確実に訪れますので、重要な研究テーマかと思います。
弊社もこのような認識に立ちまして、
多店舗展開のプロとなるための勉強会や
9月に開催されます綜合ユニコム様主催のセミナーなどを通じて、
業績コントロールの工夫や仕組みをご紹介したいと考えております。
ご興味がございましたら、詳しくは下記リンクからお願い致します。
9月27日開催「パチンコチェーン店 多店舗展開のノウハウとチェーン店マネジメントのポイント」
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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します
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