前回のメルマガで、
プロダクトライフサイクルという概念をご紹介したうえで、
パチンコ店ビジネスが衰退しない理由を
マーケティングの観点からご説明致しましたが、
今回はそれをふまえて、
パチンコチェーン店が衰退しないための工夫について、
マーケティングの観点からひとつご紹介致します。
まずは前回のポイントをご紹介します。
プロダクトライフサイクルとは、
あらゆる商品は導入期から成長期を経て、
成熟期を迎え、いずれは衰退期を迎えるという考えですが、
ある製品や商品を主軸としたビジネスも
同じように遷移することとなります。
ところが、プロダクトライフサイクルが長くなって、
なかなか本格的に衰退しないケースが存在しておりまして、
その理由として以下の2点が考えられます。
①代替品が出現しない平穏な市場である
②ミニプロダクトライフサイクルによって、
市場が常に活性化・延命化している
パチンコ店ビジネスは
パチンコ台とスロット台を主軸としたビジネスですが、
すでに成熟期を迎えてから長い年数が経過しています。
もちろん、市場は縮小していますので、
衰退期を迎えているという言い方もできるかもしれませんが、
まだまだ大きな市場規模を持っていることも事実で、
衰退しきっているとは言えない側面があります。
上記の説明の通りに、
①の代替品という意味では多少はあるかと思いますが、
パチンコ店ビジネスから大きくお客様を奪うビジネスは
見当たらない面もありますし、
②のように善し悪しは別としまして、
規則改正に伴った遊技機のスペック変更を通じて
市場に一定の刺激が与えられ、
一定の活性化効果があるとも言えます。
そういった観点では、
規則改正のような追い込まれた活性化・延命化の動きではなく、
お客様を飽きさせないような
本来の活性化・延命化の策を定期的に起こすことができれば、
パチンコ店ビジネスはこれまで通りに
プロダクトライフサイクルの長さが続くものと考えられます。
以上が、前回のポイントですが、
実は①と②はパチンコチェーン店にとっても
同じ解釈ができます。
①で例えれば、
パチンコ店として他社のお店では代替できないほどに
高いレベルのお店作りをしていれば同じ効果を得られます。
さらに②で例えれば、
市場を活性化するような取り組みを
お店作りに反映できれば同じ効果を得られます。
①の観点も意識せず、
②の観点も意識がない状態で、
これまでの延長線上の漫然としたお店作りをしていては、
将来的には衰退してしまうことは、
ある意味理論通りの帰結です。
弊社もお店作りに関するアドバイスを通じて、
パチンコ店ビジネスの活性化・延命化につながる取り組みの
サポートを意識しておりますので、
常に「地域のお客様が体感・体験したことがないお店作り」を
強く意識していただくようにアドバイスしております。
そのような意識でお店作りをすることが
習慣化したチェーン店さんは、
必ず衰退しないものと確信しております。
来月に弊社主催の研究会を開催致します。
①と②を意識した視点やヒントをご提供できればと考えております。
後日あらためてご案内致しますので、ご参加に向けてご検討いただけましたら幸いです。
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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します
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