2021/4/2号:投資の本来のあり方について

  新規則機への完全移行の過程の中で、遊技機はもちろんのことリニューアルなどの

投資を行われるケースが増えてくると思われますが、今回はご支援を通じて感じている

投資に対する考え方の違和感について、お伝えしたいと思います。

 

  当たり前のことではありますが、投資という行為を行うにあたっては、

投資した金額以上のリターンを求めることになります。

 

  もちろん、下降している業績を回復させるような後ろ向きな観点もありますが、

本来は回収はもちろんのこと、投資した金額以上のリターンを得ることが本来の姿です。

 

  ところが、今回の新規則機への完全移行に伴う投資は、金額以上のリターンを

得られないパターンで、どちらかと言えば下降している業績を回復もしくは

下降を食い止めるような意味合いとなっていることがほとんどだと思います。

 

  したがいまして、投資の観点は自ずと下降している業績を基準に判断されるかと

思いますが、これでは本来追求すべき観点を見失ってしまうリスクがあります。

 

  例えば、遊技機の回転率が本来はどういった数値であるべきで、

各店舗全体はもちろんのこと、レート別などでどういった数値であるべきか、

対競合の観点からはどういった数値が妥当かであったり、シェアを奪うことによって

回収効果が見込めそうであればどういった投資が必要なのか、さまざまな追求すべき

テーマが存在しているはずです。

 

  ところが、下降している業績を基準に判断しますと視野狭窄に陥ってしまい、

投資対効果を引き出す障害となっているような感覚をご支援を通じて覚えますので、

視野狭窄を防ぐためにアドバイスさせていただく場面が多くなっています。

 

  もちろん、貴社がそういった状態と決めつけているのではなく、

今年の投資はそれなりの金額となるかと思いますので、さまざまな観点から

投資のあり方について、議論していただければと思いますし、

そのための気付きとして、お伝えさせていただきました。

 

  来週の弊社主催の勉強会では、こういった観点から投資のあり方について、

セオリーやノウハウをお伝えしますので、ご参加に向けてご検討ください。

 

  詳しくはこちらをご覧ください。

 

 

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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します

 

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