2021/3/29号:認知度向上のためにはWeb販促が必ずしも最適ではない理由

  プレジデントという経済誌に取りあげられていましたので、ご存じの方も

いらっしゃるかと思いますが、出前館という日本最大の出前サイトが、

Web広告の予算を半分ほど削減して、その分の費用をTVCMに

つぎ込んだことによって認知度が大幅にアップして、新規顧客が大幅に

増えたそうです。

 

  浜ちゃんがスーダラ節を歌っているCMがそれですが、ご覧になられた方も

いらっしゃると思います。

 

  記事では具体的な効果が数値で説明されていませんでしたが、認知度を引き上げる

手段としては、Web広告を主体とすることに疑問を持つ傾向があることに注意が

必要です。

 

  また、認知度向上のための広告だけでなく、購買行動を促すターゲティング広告でも

Web販促のあり方に疑問を持つ傾向が出ていると言われています。

 

  これは、最近もクラブハウスが急に流行っている通りに、SNSのツールが多様化

している関係で、Web販促をする場合には、ターゲット客層に応じてさまざまなSNSを

活用する必要性が生じていることなどが要因です。

 

  加えて申し上げますと、コロナ禍の影響で家にいることが多くなったために

例年以上にTVCMの効果が高まっている要因もあります。

 

  さらに注意すべきは、パチンコ店ビジネスの場合にとりましては、

全国展開のチェーン店であったり、県単位のドミナント戦略が明確に

確立できているチェーン店でない限り、通常の広告・販促エリアは

足元商圏であることです。

 

  足元商圏の遊技客の方々に対して、ターゲット客層が主にご活用される

情報入手手段に応じて最適な販促手段を選定することが基本ですが、

コロナ禍の影響もありますし、Web販促のトレンドなどもありますので、

パチンコ店として足元商圏の遊技客に対して、100%の浸透率で

自店の情報を届けられているかの観点ではかなり疑問があります。

 

  実際のご支援を通じて痛感しておりますが、繁盛店は多くのお客様に

アプローチできているのに対して、業績が思わしくない店舗はアプローチ

できているお客様がかなり少ないことが共通の特性です。

 

  もし、コロナ禍前と同じ販促手段を同じ予算配分で利用している場合は、

販促効果は間違いなく落ちているはずですので、現状をふまえた最適な販促手段を

選定できる力が、業績向上のためには必要不可欠となっているとの前提で、

検証していただくことをお勧めします。

 

  来週の4月7日水曜日に弊社主催の勉強会を開催します。

 

  今回のメルマガのテーマのように、ターゲット客層の分類のあり方や

最適な販促手段のあり方といった今日的なテーマをふまえて、

基本的なノウハウ等をお伝え致しますので、ご参加に向けて

ご検討いただければと思います。

 

  詳しくは追って号外メールにてお知らせ致します。

 

 

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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します

 

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