2020/6/1号:営業再開後の戻り状況の違いを分析していますか?

  緊急事態宣言にともなう休業状態から、

全国的にみれば、ほとんどのお店が営業を再開している状態となりました。

  7日から再開されている県では、3週間が経過しておりますし、

その他の自治体でも2週間程度経過しますと、

休業前の状態からのお客様の戻り状況であったり、

新型コロナウイルスの影響が出る前の状態と比較されたり、

分析をふまえ現状をしっかりと見つめながら営業されていると思いますが、

相対的には日を重ねるごとに戻りつつあるとの認識かと思います。

  今回お勧めしたいことは、

商圏内の各店舗によって戻り状況で違いが出ている現象に対する

要因分析と自社・自店の効果検証です。

  営業再開後のお客様の戻りの違いがどのような要因からもたらされるかを、

しっかりと分析できれば、戻りのスピードを加速させることができますし、

今後の備えにもつながります。

  戻りつつはありますが、十分戻っているとは言えませんし、

お店や会社の経営という観点からは不十分すぎるかと思います。

  戻りのスピードを加速させる最適な施策を見出すためにも分析すべきです。

  また、北九州市で新型コロナウイルスの感染のクラスターが見つかり、

感染の第二波の恐れが出ております通りに、

今回営業再開できても、第二波が一定の規模になりますと、

再び休業要請が出てしまうリスクもあります。

  したがいまして、仮に休業要請に応じる形で

一定期間休業してもスムーズにお客様を取り戻せる備えができていることが

相対的な競争力につながることは明らかです。

 

  環境変化においては、その環境変化が大きければ大きいほど、

誰も予測できませんので、素直に適応するしかありません。

  その際において重要なことは、環境に適応すべく、

仮説→実行→検証のサイクルを回し続けて、

ベストな答えを見出すことです。

  営業再開時におけるお客様の動きを想定して、

お客様の戻りやすい施策を実行し、

お客様の反応等でその効果を検証し、

さらに新たな仮説を持って、さらなる施策を実行し、

効果検証を重ね続けることです。

  弊社も営業面でのご支援にあたりましては、

営業再開後の戻り状況の分析と戻りのスピードを加速させる施策等の

効果検証に力を入れておりますが、

分析の件数と仮説→実行→検証のサイクルの数が増えれば増えるほど、

一定の法則性が見えてきておりますし、

ある意味当然のことかと思います。

  しばらくは厳しい状況が続くかと思われますが、

環境変化への適応の基本的な姿勢として、

愚直に取り組んでいただければと思います。

 

  環境変化に適応するためには、

できれば場当たり的に対応するのではなく、

セオリーに基づいて動くことも重要です。

  環境変化に上手に適応すべく、

弊社もあらためてセオリーを学び直しているところですが、

次回の勉強会では、現状の環境変化に適応するために

持ち合わせるべき知識やノウハウを中心にお伝えします。

  勉強している場合ではないといったご意見も出てしまうような、

緊急事態ではありますが、自己流の場当たり的な対応とならないように、

ノウハウ等をお伝え致します。

  Webセミナー形式で、後日でも受講可能としておりますので、

お気軽にご参加ください。

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  厳しい業界環境ですので、多くの方々にお役に立てますように、

今後も工夫しながら運営して参ります。

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