2021/7/23号:データの活用法が的確か?

  7月21日号の日経MJにおける「流通変革の現場」という特集記事で、

多くの流通業がデータを活用した経営の重要性を理解しているものの、

実際に成功を収めている企業は少ないとして、その要因を分析しています。

 

  さまざまな例を挙げていますが、ひとつのポイントとしまして、

「技術や人的基盤がない企業が、突然AIを活用した需要予測や、

デジタル集客などの新規施策に乗り出しても、金と時間を浪費するだけだ。」

としています。

 

  もちろん、AIといった大げさなツールではなくとも、実務面では同様の現象が

見受けられます。

 

  例えば、客数シェアの活用法や会員データの活用法などは典型的です。

 

  ご支援を通じて、多く見受けられる光景は、客数シェアの活用法であれば、

商圏範囲の採り方が間違っていたり、対象店舗も競合店をはじめとした

気になるお店だけであったり、算出した客数データを元に戦略を構築せずに

ただ数値を出しているだけであったりといった状態です。

 

  こういった現象が生じてしまうことは、データを採る前に、データを活用するための

人的基盤を作っていないことが要因となります。

 

  決して、客数シェアを資料化している方々が問題ではなく、人的基盤を作っていないことが

要因ですので、まずは客数シェアのデータの活用法をチェーンとして修得することです。

 

  今は環境変化のタイミングですので、客数シェアを引き上げる好機でもあります。

 

  そのような状況の中で、客数シェアのデータの活用法が確立されていなければ、

戦うために必要な武器が無いということとなってしまいますので、早急にデータの活用法を

チェーン店として修得すべきです。

 

  実際、弊社のご支援でもエリアマネージャー研修や営業幹部研修の一環で、

客数シェアをはじめとしたデータの活用法の元となるノウハウをお伝えさせて

いただく機会が増えておりますが、まずはどういったテーマで、人的基盤を

作るべきかを洗い出され、早急に修得されることをお勧め致します。

 

 

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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します

 

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