7月21日号の日経MJにおける「流通変革の現場」という特集記事で、
多くの流通業がデータを活用した経営の重要性を理解しているものの、
実際に成功を収めている企業は少ないとして、その要因を分析しています。
さまざまな例を挙げていますが、ひとつのポイントとしまして、
「技術や人的基盤がない企業が、突然AIを活用した需要予測や、
デジタル集客などの新規施策に乗り出しても、金と時間を浪費するだけだ。」
としています。
もちろん、AIといった大げさなツールではなくとも、実務面では同様の現象が
見受けられます。
例えば、客数シェアの活用法や会員データの活用法などは典型的です。
ご支援を通じて、多く見受けられる光景は、客数シェアの活用法であれば、
商圏範囲の採り方が間違っていたり、対象店舗も競合店をはじめとした
気になるお店だけであったり、算出した客数データを元に戦略を構築せずに
ただ数値を出しているだけであったりといった状態です。
こういった現象が生じてしまうことは、データを採る前に、データを活用するための
人的基盤を作っていないことが要因となります。
決して、客数シェアを資料化している方々が問題ではなく、人的基盤を作っていないことが
要因ですので、まずは客数シェアのデータの活用法をチェーンとして修得することです。
今は環境変化のタイミングですので、客数シェアを引き上げる好機でもあります。
そのような状況の中で、客数シェアのデータの活用法が確立されていなければ、
戦うために必要な武器が無いということとなってしまいますので、早急にデータの活用法を
チェーン店として修得すべきです。
実際、弊社のご支援でもエリアマネージャー研修や営業幹部研修の一環で、
客数シェアをはじめとしたデータの活用法の元となるノウハウをお伝えさせて
いただく機会が増えておりますが、まずはどういったテーマで、人的基盤を
作るべきかを洗い出され、早急に修得されることをお勧め致します。
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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します
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