2020/3/9号:コロナウイルス対策から優良顧客の離反状況を把握する重要性を考える

  ダイナムさんやマルハンさんがコロナウイルス対策を

明確に打ち出されていることはご存じかと思いますが、

今回のコロナウイルスのまん延は

かつて経験したことがないほどの環境変化となるかもしれませんが、

今回はその対策から優良顧客の離反状況を把握する重要性について、

お伝えしたいと思います。

 

  さまざまなエリアのご支援を通じて

多くの店舗を競合店を含めて拝見する中で見受けられますのは、

自治体の人口が少ない商圏にある店舗さんの方が

コロナウイルス対策をしっかりと実施され、

店内にコロナウイルス対策についての販促物を

店頭もしくは店内にしっかりと目立たせて、

お客様に対して、安心感を与えている傾向に対して、

首都圏をはじめとしました都市部では、

そういった販促物がなく、

アルコール消毒液が置かれている程度であったりといった傾向にあることです。

 

  もちろん、販促の内容によりましては、

安心感よりも危機感を与えてしまうかもしれませんので、

どういった対応をすべきか慎重な判断を要することかと考えますが、

重要なことは、かつてないような環境変化を引き起こす恐れがあるのであれば、

お店の経営・営業面から最も大切な優良顧客の離反状況を把握することです。

  環境変化のタイミングにおいては、お客様の動きにも変化が生じますので、

お客様の動きの変化が自店に有利な方向に進んでいるのか、

不利な方向に進んでいるのか、

注意深く見つめて行くことが最も重要なポイントです。

  80対20の法則のとおりに、

上位20%の優良顧客が売上の80%を占めると言われておりますので、

環境変化のタイミングこそ、

優良顧客を離反させないようにご対応されることが

経営・営業面ではとても重要なことです。

 

  今回のコロナウイルスの影響で深刻なのは

後期高齢者を主としたシニア層のお客様ですので、

低玉を中心に優良顧客の離反が起こるかもしれません。

  一方で私生活における時間がむしろ増えているヤング層は

スロットを中心に増えるかもしれませんので、

相対的には売上や客数面で大きな影響を受けなくとも、

お客様の内訳としてのシニア層の優良顧客が減ってしまうことは注意すべきかと思います。

  したがいまして、優良顧客の離反・安定化状況を

しっかりと把握することをお勧め致します。

  このことは環境変化のタイミングでは不可欠な取り組みですし、

4月からの全館禁煙への移行においても同様の対応が不可欠です。

 

  弊社もご支援先様から、

優良顧客の離反・安定化状況の分析のご依頼をお受けする機会が増えておりますので、

近日中に全館禁煙への移行後の優良顧客の離反・安定化状況を早期に把握したうえで、

必要であれば早期に対策を打たれますように分析のうえ

対策立案を含めたサービスをご案内させていただく予定です。

  もちろん、コロナウイルスの影響をふまえて、

早めに分析することも有効ですので、

ご興味がございましたら、ぜひご検討ください。

 

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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します

 

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