2020/6/29号:加熱式タバコプレイエリアの設置店舗が増えている現状について

  加熱式タバコプレイエリアの設置店舗は、

ピーワールドでの掲載情報によりますと

全国で約200店舗まで増えていますが、

設置したことにより客数増加効果が出ている店舗もあれば、

増加効果が見受けづらい店舗もあり、

今の段階では、増加効果が見受けづらい店舗が

多くを占めているといった状況かと思います。

 

  増加効果が見受けづらい店舗が多い状況ではありますが、

新規出店やグランドリニューアルのご支援をしておりますと、

必ず検討対象となっていることも事実ですので、

弊社も客数増加効果を得るための加熱式タバコプレイの設置の

成功ノウハウをお伝えしたいと考えております。

 

  今回は、読者の方々におかれましてもご興味をお持ちかと思いまして、

まずは投資判断をされるにあたりまして、

感覚的ではなくデータに基づいた判断が重要かと思い、

今回は加熱式タバコに関するデータをご紹介させていただきます。

  ご覧になられた方々もいらっしゃるとは思いますが、

現状の加熱式タバコプレイエリアの状況と

照らし合わせていただければと思います。

 

  加熱式タバコの普及率に関するデータのうち、

比較的信頼できるデータは、

今年の1月に発表された「国民健康・栄養調査」です。

  これは2018年11月に厚労省が調査したもので、

いくつかご参考となるデータが含まれています。

 

  ひとつ目は、男性喫煙者のうち、

加熱式タバコの利用者は約3割(女性は約24%)にしか過ぎないことで、

大半の喫煙者が紙巻きタバコを愛用している事実です。

  また、イメージできるかと思いますが、

20歳代・30歳代では約5割となっているのに対し、

40歳代は約4割、50歳代は約3割と低下し、

60歳代は約16%と低下してしまっています。

 

  2つ目は、加熱式タバコと紙巻きタバコを併用している喫煙者は

約9%ということです。

 

  この2つの点だけ観ましても、喫煙者の方々にとって、

加熱式タバコプレイエリアを設置することだけが、

4月からご遊技中に喫煙できないご不満に対する全面的な

解決策でないことと、

現状の加熱式タバコプレイエリアの設置が

スロットコーナー中心に設置されている現象が正しいことが確認できます。

 

  今回は加熱式タバコの普及率のデータから、

加熱式タバコプレイエリアの設置の妥当性を観ていただきましたが、

加熱式タバコプレイエリアの設置によって客数増加効果を得るためには、

ただ設置すれば良いのではなく、

根拠に基づくさまざまな分析を通じて成功確率を高めていく姿勢が

重要であるということです。

  当たり前ですが、感覚だけでは失敗しやすいということです。

 

  来月の研究会では、現状の営業環境をふまえた

業績向上のための施策の選択肢を考えながら、

加熱式タバコプレイエリアの設置の是非などについて解説致します。

  営業戦略や今後の儲け方を考えるべきお立場の方々にとりまして

不可欠な内容となっておりますので、

ご参加に向けてご検討いただけましたら幸いです。

  詳しくはこちらをご覧ください。

 

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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します

 

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