2021/12/21号:星野リゾートの星野社長が主張する教科書や理論を学ぶ価値

  今回は、プレイグラフさんの連載の原稿を執筆している過程で、

連載の原稿と異なる切り口で、

メルマガの読者の方にお伝えしたい点がございましたので、

お伝えしたいと思います。

 

  元ネタは、THE21の1月号の特集

「次世代のリーダーたちに伝えたいこと」で、

星野リゾート代表の星野社長のメッセージです。

 

  特集では、『「教科書通りにやる」だけで競争に勝てる』

とのサブタイトルで以下の通りに説明しています。

  社内で情報を公開して、

正しい議論をすることの重要性は、

組織論の本にちゃんと書いてあります。

  情報はオープンで、どこの書店でも買えます。

  ところが、多くの会社は教科書通りにやらない。

  だから、我々のような地方の小さな会社にはチャンスなのです。

  私が軽井沢の一旅館を引き継いだとき、

日本のホテル業界には巨大企業がたくさんありましたし、

地方にも強い旅館やリゾート会社はたくさんありました。

星野リゾートがシェアを伸ばして

成長のスピードを速めることができた一番の理由は、

経営者の勘に頼らず教科書通りにやったからです。

  ちなみにここで言う「教科書」とは、

例えば経営者が書いた「こうすれば経営はうまくいく」

といった類のビジネス書ではなく、

学者や研究者が証明している理論のことです。

  最近私が注目しているのは行動経済学です。

  例えば、選択肢が多すぎることは

購買行動を阻害するということが証明されています。

  そこで星野リゾートのサイトでは

「ぴったりホテル診断」という機能を導入しました。

  52施設の中から、

それぞれの顧客のニーズに合う施設を6つ選び、

選択肢を狭めて提案するサービスを提供し成果を上げています。

 

  また、「直感や数字に依存すると判断を誤ることもある」

とのサブタイトルのもとに以下の通りに説明しています。

  私は基本的に、大きな意思決定において直感は危険だと思っています。

  たとえ直感から始まったことでも、

大きな意思決定の前には必ず市場調査を行ないます。

  そして、市場調査で可能性が見えてこないなら、

やらない決断をするのが賢明です。

  教科書や理論を学ぶ価値は、

経営や営業などの実践における成功確率を高めることにありますし、

教科書や理論で答えが出ていることを学ばずに、

試行錯誤してしまうことほど無駄なことはありません。

  パチンコ店ビジネスにおいても、

現在は環境変化のタイミングにありますし、

先を見通しづらい局面にありますので、

ある意味答えを見出しづらい状況にあります。

  そのような状況だからこそ、

無駄な試行錯誤をしないように、

教科書や理論を学ぶ価値があると言えます。

  弊社も、実績や経験に基づくアドバイスでも、

必ず教科書や理論に根拠をもって

お伝えさせていただくことを心掛けていますし、

ご支援先様の状況に合わせて、

教科書や理論をご提供させていただくことにこだわっております。

 

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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します

 

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