2018/12/10号：AIの本格導入の時代が到来する前にできること

前回に引き続き、パチンコ店営業におけるAIの本格導入に向けて、

ふれてみたいと思います。

ここ最近は特に、消費者相手の店舗ビジネスにおいて、

AI導入に関する記事を頻繁に見かけるようになりました。

弊社もAIのパチンコ店ビジネスへの応用につきまして、取り組みを開始しておりますが、

パチンコ店ビジネスにおける実務面での利用は想定以上に早いかもしれません。

したがいまして、今回は、今できることについて２点お伝えしたいと思います。

一つ目は、まずはパチンコ店経営や営業において、こんなデータを見ることができれば、

もっと意思決定や戦略・戦術の立案に役に立つのではないかという観点で、

知りたいデータをイメージしておくことです。

なぜなら実務面での応用イメージがないとAIの有効活用に支障が生じますし、

AIを利用せずとも、今現在でも一定のデータを入手したり、分析したりできるからです。

AIの本格導入まで待たずとも、今現在分析可能なこともあるとすれば、

AIの本格導入まで待つこと自体が競争力上のリスクとなります。

たとえば、パチンコ店営業で不可欠で、

かつ大きな予算を投じている販促の効果検証につきましては、

AIの本格導入を待たずとも、

今現在でも実務面である程度役に立つレベルで分析可能です。

むしろ分析に必要なデータを整理していないことに問題があります。

弊社も販促手段の効果検証をサービスとしてご提供しておりますが、

分析に必要なデータをご支援先様が整理されていないことが、

分析しづらい原因となるケースが多いです。

したがいまして、二つ目はデータを今のうちから整理・保管しておくことです。

もちろん、せっかく手間をかけてデータを整理・保管していても、

実務面で利用したうえでの成果が得られませんと、むなしい努力と感じやすく、

データの整理・保管がおっくうとなりやすいです。

むなしい努力とならないよう、今現在でもできる分析に取り組みながら、

実務面で有効活用できる部分は今現在でも活用して行けば、

AIの本格導入までに豊富なデータ、

できればビッグデータとなるまでに整理・保管できていましたら、

AIの導入もスムーズに取り組めるのではないでしょうか。

弊社もご支援を通じて、チェーン店企業様のAI本格導入に向けての準備や、

今現在できる分析でデータを有効活用する意欲をお持ちいただけますように

貢献して参りたいと考えております。

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