2019/6/17号:利益の解釈の仕方で、営業が変わる

  ビジネスを継続して営なむ上で、利益はとても重要です。

  パチンコ店ビジネスにおいても日々の粗利額や粗利率、

月間の粗利額や粗利率をしっかりと管理することは重要ですが、

利益を追いすぎてしまう場合の弊害は、

利益は何によってもたらされるか、

何にこだわることが利益を安定して生み出す元となるのかを

忘れてしまいがちとなることです。

 

  たとえば、利益をお客様に与えた付加価値のお返しと定義付けする企業や店舗では、

お客様にどういった付加価値を与えれば良いのかが論点となります。

  前回の準拠点操作の戦略で言えば、お客様にどういった準拠点をお持ちいただき、

自社や自店ではその準拠点から見た優位性を徹底的に磨くこととなります。

  これに対して、利益を売上から経費を引いた結果と定義付け、

売上を上げさえすれば良いと解釈する企業や店舗では、

ひたすら売上を上げる施策に夢中になります。

 

  このように、利益の定義付け次第が、

営業の考え方に影響を与えるイメージをつかんでいただけたのではないでしょうか?

  利益の定義付けは、営業に携わる個々人が勝手にイメージするのではなく、

企業として定義付けを行うことが重要です。

  なぜなら利益の定義付け次第で、

営業の動きやこだわるテーマが変わってしまうからです。

  これからさまざまな環境変化によりまして、

パチンコ店ビジネスは経営面・営業面で苦しい局面を迎えますので、

より一層利益の定義付けの重要性が高まるものと思われます。

  ひたすら利益確保に奔走する事態に陥らずに、

安定した利益が確保できるような利益の正しい定義付けに

こだわっていただくことをお勧め致します。

 

■次回弊社研究会のご案内

  東京会場:7月11日(木)開催

  大阪会場:7月12日(金)開催

  ※近日に内容を確定のうえ公開致します。

 

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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します

 

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