D社さんの動きの通りに、低貸し専門店にとりまして、
10円スロットは収益源として重要な位置付けとなっています。
今後の遊技機の特性から売上や台粗利が低下することを考えれば、
10円スロットの営業の巧拙は、
経営面・営業面で重要なポイントであることが想定されます。
商圏によってはスロット総客数に占める比率が上昇傾向にあるはずです。
これまでの10円スロットは、旧基準機の品揃えや新台導入などで、
競合店の20円スロットのお客様を取り込む傾向が強かったはずです。
したがいまして、20円スロットの強い店舗にとりましては、
10円スロットは売上や利益の柱である
20円スロットのお客様を脱落させてしまうため、
20円スロットと10円スロットの組み合わせは採用しづらかったはずです。
これに対して、5円スロットの導入は
20円スロットのお客様を脱落させてしまうことが少なく、
店舗における繁盛感を与える効果を得ることができますので、
20円スロットと5円スロットの組み合わせのレートが、
これまでは最適でした。
以上のような傾向は今後も続くでしょうか?
遊技機の特性上、今後の10円スロットの位置付けは変わるはずです。
6号機で比較的遊べるような状況になれば、
機種構成のあり方によっては、20円スロットとの関係性、
10円スロットと5円スロットとの関係性に変化が起こるはずです。
なぜならお客様の遊技行動は、
その他の要因が働くにしても、
予算価格帯の中で一定の制約を受けるからです。
20円スロット・10円スロット・5円スロットの間での
予算価格帯の面での関係性に変化が出れば、
営業面での最適な組み合わせも変わります。
そのような観点から申し上げれば、
10円スロットの市場における動向をしっかりと分析すれば、
今後のお客様の指示する傾向等さまざまな営業面でのヒントが得られるはずですし、
現在も6号機の導入が進んでいることにともない、
特定の市場においては、
今後の営業のあり方を示唆するお客様の動きが見えています。
弊社も毎週のようにさまざまな商圏の分析を行なっておりますが、
そのような視点も研究テーマと捉えておりまして、
日頃のご支援の場でお伝えできますように心がけたいと考えております。
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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します
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