2020/4/30号:休業明けの営業再開時における客数に対する評価のあり方について考える

  皆様こんにちは。株式会社アミューズ・ファクトリーの関です。

 

  全国的な営業自粛要請により、全国のほとんどのパチンコ店がゴールデンウィーク明けの

5月6日まで休業という、これまで経験したことのない事態になってしまいました。

 

  緊急事態宣言の延長が検討されており、休業要請が継続される可能性など、

日々状況が変化しておりますが、

5月7日から営業が再開できるのかといった不安もある状態かと思います。

 

  このような環境のなかでも、休業によって失われた売上・利益を少しでも取り戻すべく、

的確な営業戦略・戦術を立案するための分析が必要です。

  分析の視点の一つとして、休業明けの営業再開時における客数に対して、

どう評価するかが重要と考えます。

 

  例えば、貴社のグループ店の中で、営業再開時における客数が同じ300名であった場合には、

同じ客数だから同じ評価となるのでしょうか?

  ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、パレートの法則という考え方があります。

  上位の20%の優良顧客が売上全体の80%を占めるということを説いているものですが、

この考え方からしますと、営業再開時において同じ客数であったとしましても、

休業前の営業期間における上位の優良顧客が戻っているお店と

上位の優良顧客が戻っていないお店とでは、

総客数は同じでも、お客様の質が異なることとなります。

 

  営業再開時からしばらく時間が経過しますと、

上位の優良顧客が戻っているお店は営業の安定度が高いはずですので、

客数の積み上げがしやすいために増客が見込まれますが、

上位の優良顧客が戻っていないお店は営業の安定度が低いために

客数が伸び悩む危険性を持っていると想定できます。

 

  このように、現在の営業環境においては、

新型コロナウイルスの影響が生じる前の平常営業時における分析と異なった環境変化、

見方によりましては危機時に必要とされる分析を行いませんと、

的確な営業戦略・戦術を立案できませんし、業績向上が望めません。

  競合が感覚的な営業をしていれば、

分析に基づく的確な営業戦略・戦術の立案と実行によりまして、

相対的な優位性を生み出せるはずです。

 

  したがいまして、営業再開時における営業状態を

さまざまな観点から分析されることをお勧め致しますが、

環境変化・危機時における分析の視点について、より一層理解を深め、

的確な営業戦略・戦術を立案・実行されたい方々に向けて、

来月にセミナーを開催します。

  営業再開から一定期間経過した際にお勧めしたい分析の視点を解説致します。

  詳しくはこちらをご覧ください。

 

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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します

 

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