2021/5/31号:環境変化の時だからこそ、PDCAサイクルを早く回すべき

  経営環境や営業環境が安定していれば別ですが、現在のように環境変化の時には、

どういった対応をすべきをいくら模索していても、なかなか的確な対応がしづらいはずです。

 

  もちろん、いたずらに失敗を重ねてしまうことは、損失を重ねることとなってしまいますので、

慎重に検討を重ねることも大切なことではありますが、慎重に検討を重ねたとしましても、

通常は成功確率が低いはずですし、だからこそ、他の成功事例を見届けるまで様子見したり、

後追いの姿勢になってしまう要因にもつながります。

 

  ユニクロやGUを展開するファーストリテイリングの柳井社長も、

「一勝九敗」という著書がある通りに、ビジネスを積極的に推進していれば

成功確率が低くとも、成功した場合のリターンが大きい結果成長できますし、

大けがしない範囲で小さな失敗を重ねて成功確率を高めることがポイントです。

 

  環境変化の時は、先が読みづらいからこそ、多くのジャブを打つことにより

的確な対応を見出して成功をつかみ取る姿勢が重要ですし、市場が大きければ

様子見や後追いでも通用しますが、厳しい市場環境では様子見や後追いでは

おいしい市場のパイは残されていないことが通常です。

 

  大けがしない範囲で小さな失敗を重ねて行くことにより、成功確率を引き上げて、

結果大きな成功につなげて行く姿勢を弊社もご支援先様に推奨しています。

 

  例えば、お店作りの改善のためのPDCAサイクルをできるだけ早く回して行くことが

代表的な取り組みです。

 

  チェーン店であれば、各店舗の改善点を早く抽出し、早く改善し、効果が出なければ

その要因を検証し、さらなる改善につなげて行く、そういった一連のPDCAサイクルが

遅いチェーン店やお店よりも、早くかつ多く回せているチェーン店やお店の方が、

成功しやすいことは自明のことかと思います。

 

  違う表現をしますと、スピードが早いこと自体が競争力でもあります。

 

  弊社もご支援を通じて実感しておりますが、意思決定をはじめ、

動きが早いチェーン店さんの方が総じて強いチェーン店である傾向が

あるものと感じております。

 

  PDCAサイクルの回し方自体が、競合対比で早いと言えるように、

強く意識していただければとお勧め致します。

 

  また、来週の6月9日に弊社主催の勉強会を開催致します。

 

  できるだけ小さなジャブが打てるように様々な視点やヒントを

お伝えしたいと考えております。

 

  あらためて当メルマガでもご案内致しますので、ご参加に向けて

ご検討いただければと思います。

 

 

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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します

 

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