2021/4/19号:重要な課題を解決しないと根本的には業績が向上しない

  先々週の週末は新規出店の可否判断のために現地調査をしましたが、

先週の金曜日と土曜日は既存店の業績向上のご支援をご提供しているお店の

競合店を足元商圏だけでなく、隣接商圏を含めて視察しました。

 

  二日間で、繁盛店や不振店を含めて20店舗超のお店を視察しましたので、

あらためて営業強化に関する気付きを得ました。

 

  今回は、その気付きが当たり前のことかもしれませんが、

先送りしがちなことですので、お伝えさせていただきます。

 

  4円パチンコ、低玉、20円スロット、低スロットと、すべてのレートに

わたって圧倒的な客数シェアを確保している繁盛店が競合店の場合には、

自店が業績向上に結びつけることができた取り組みを見出したとしましても、

当該繁盛店に真似されてしまえば、もとの木阿弥となってしまい、

なかなか業績向上の突破口が見出せないことが通常の姿です。

 

  さらに圧倒的な客数シェアを確保している繁盛店が、きめ細かいお店作りに

長けている場合には、なかなか差別化しづらいために業績向上の突破口が

見出せないことも通常の姿です。

 

  このような状況が長く続いてしまいますと、客数シェアが悪い意味で

固定化してしまったり、お客様が持つイメージも悪い意味で固まってしまいます。

 

  結果、ますます業績を向上させることが難しくなりますので、

あきらめてしまうことも起こり得るかと思いますし、お客様が来店された場合に、

あきらめムードを感じてしまうようであれば、余計に業績を向上させることは

難しくなります。

 

  今回、視察しました商圏では、まさしくそのような状態でした。

 

  繁盛店は圧倒的な客数シェアを確保しているうえに、あらゆる商圏内の店舗よりも

きめ細かいお店作りに長けている結果、一部のお店を除き、ほとんどのお店には

ファイティングポーズが見受けられず、あきらめたお店が多く見受けられました。

 

  業績を向上させるためには、競合店に対する差別的優位性の項目設定

(簡単に申し上げれば、競合店よりも優れた点で真似されづらい項目)を

設定できなければ、重要な課題が解決されていない、先送り状態が

続いてしまうだけで、根本的には業績は向上できません。

 

  もちろん、難しい課題ではありますが、解決されなければ、悪い意味で現状が

固定化されるだけですので、先送りせずに向き合うことが当たり前ですが、

重要なことであると再認識致しましたし、弊社もそのような気構えで

ご支援に努めて参りたいと気持ちを新たに致しました。

 

 

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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します

 

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