2021/2/19号:お客様を喜ばせたいと腹の底から思う

  今回は、ユニクロ(株式会社ファーストリテイリング)の柳井社長の著書

「経営者になるためのノート」から、重要なお店作りの視点をご紹介したいと

思います。

 

  タイトルの通りに、「儲ける力」の第一項として、

「お客様を喜ばせたいと腹の底から思う」という章がありますが、

その中で「お客様の笑顔のために大切な三つのこと」に触れています。

 

  一つ目は、「お客様をビックリさせようと思わなくてはいけない」ということで、

本当の顧客満足とは、お客様が欲しいと思っているものを、お客様が想像もしない形で

提供するとしています。

 

  二つ目は、「お客様の声は重要だが、その一枚上手をいこうとする」思考習慣を

持つということ、三つ目は、「提供者である自分たちが、本当にいいと思うもの、

本当にいいお店だと思うものを作る」ということとしています。

 

  特に重要だと思いますのは、三つ目の「提供者である自分たちが、本当にいいと思うもの、

本当にいいお店だと思うものを作る」です。

 

  私がパチンコ店ビジネスに携わる以前に、他業種の店舗ビジネスではありますが、

上場までたどり着いた創業者の方から直接同じことを教えていただいていたので、

私も大切にしている視点です。

 

  本来は、自らがお客様として遊技することを想定した場合、

自らが遊技したくなるようなお店作りをお客様にご提供すべきであって、

自らが遊技したくないようなお店作りをお客様にご提供していては、

ビジネスとして成功しづらいことは、わかりやすいことかと思います。

 

  ところが、実際のところは、自らが利用したくないようなお店を

お客様にご提供してしまうことが、実務的には起こりやすいために、

警鐘のメッセージとして受けとめるべき言葉かと思います。

 

  厳しい環境にありますので、理想論に近いという解釈も起こりがちではありますが、

自らが遊技したくなるような、「本当にいいお店だと思うものを作る」視点を忘れずに

お店作りに努めて行くことが、重要かと思います。

 

  なぜなら、厳しい環境ということは、お客様のお店を評価する目線も厳しい

ということを意味しますので、逆に評価されやすいと考えられるからです。

 

 

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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します

 

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