2020/12/18号:スロットの高単価機種の撤去対策をいつ実施すべきか

  先週の週末に調査を兼ねて複数エリアの様々な店舗を視察致しましたが、

あるエリアの1番店が4円増台を主としたリニューアルを実施していました。

 

  おそらくスロットの高単価機種の撤去をふまえて、粗利減少対策としての施策と

想定されますが、20円スロットの粗利減少分を4円パチンコで補う戦略は

ひとつの考えではありますので、4円パチンコ増台は選択肢として視野に入ることです。

 

  その場合の重要な戦略上のポイントがいくつかありますが、

ひとつはいつ実施するかだと思います。

 

  たとえば、パチンコの話題機のタイミングに合わせるにしても、次の実施の

タイミングをゴールデンウィーク前にするか、スロットの高単価機種の主力機種の

撤去に合わせるのか、いくつかのポイントが考えられますが、お勧めはまずは

ジャブ程度の位置付けで早めに実施することです。

 

  これまでの施策の反応度や成功確率を考えますと、スロット増台や

低貸しの増台と比較すれば、4円パチンコ増台は施策の反応度や成功確率は

間違いなく低かったはずです。

 

  また、増台施策以外でも4円強化の取り組みは総じて施策の反応度や成功確率が

低かったはずです。

 

  したがいまして、早めに今の営業環境に応じた4円強化策に手ごたえを

得られるように、早めに4円強化策にチャレンジして手ごたえを得ていくことこそが、

スロットの高単価機種の撤去対策だと考えます。

 

  先送りのうえ、4円強化策の反応度や成功確率がこれまで低かった事態への対処が

できない状態を放置したままで、スロットの高単価機種の撤去が進んでいけば、

いずれジリ貧状態となることは避けられません。

 

  そういう事態とならないように、多店舗展開されているチェーン店であればあるほど

必須のことかと思います。

 

  今回のテーマのように、これからはもちろんのこと、来年1年間を通じて

取り組むべき経営戦略と営業戦略を立案・実行するうえでの視点やヒントを

お伝えするセミナーを研究会のコマを活用して開催致します。

 

  後日ご案内致しますので、ご参加に向けてご検討いただけましたら幸いです。

 

 

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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します

 

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